防犯や強風による窓の破損から守るために、住宅でもシャッターを付けられるケースが増えています。雨戸に比べてデザイン性に優れ、収納がしやすいのも特徴です。シャッターを選ばれる際のポイントを押さえておきましょう。
▽ 目次 (クリックでスクロールします)
軽量シャッターと重量シャッターの用途
防犯性能を高めたシャッターを選択
手動タイプと電動タイプを選択する場合の注意点
採光の取れるタイプのシャッターなども検討しよう
既存の雨戸からシャッターへ
定期的な清掃、メンテナンス
愛車からイメージして
ガレージの内側
シンプルなたたずまい
白とグレーの箱
四角のコントラスト
曲線と直線で
軽量シャッターと重量シャッターの用途
シャッターには軽量シャッターと重量シャッターの2種類があります。
軽量シャッターは一般的な住宅に、重量シャッターは工場や物流倉庫やマンションの駐車場などに使われます。
防犯性能を高めたシャッターを選択
様々なシャッターがありますが、選ぶ際のポイントは防犯性能にあります。
古いタイプは、こじ開け、切り破り、錠破りといった対策が不十分です。そうしたことからも、これらの対策を講じた商品を選ぶ必要があります。しかし、軽量シャッターそのものは防犯性能が高くないので、過信せず防犯設備や補助錠を併用するなど侵入盗に対する警戒も必要です。
手動タイプと電動タイプを選択する場合の注意点
手動タイプと電動タイプのそれぞれ特性を理解することが大切です。
ガレージに設置するシャッターは、最近ではほぼ電動式になりました。
窓に設置するタイプのシャッターは電動・手動の両タイプあり、予算や使用する頻度、高齢者の方や身体に不自由があるなど、使われる方に応じて選択されると良いでしょう。
採光の取れるタイプのシャッターなども検討しよう
窓に設置するシャッターには採光や通風が取れる商品や、また、ブラインド機能で採光の調整も可能なタイプも登場していますが、それ以外にも色々な工夫のあるしつらえがあります。
シャッターではありませんが、ファサードが、ステンレスチェーンのカーテンで全面覆われて、閉じると柔らかく視線をさえぎる住まい。
ステンレスチェーンのカーテンは、風になびき、意外にも柔らかな印象を与えてくれます。夜は室内の光を受けてキラキラと輝く光のヴェールのよう。
既存の雨戸からシャッターへ
既存の雨戸をシャッターへ変更を検討されている場合には、雨戸を取り外して取り付ける方法と、そのまま残して設置する方法があります。
雨戸を取り外してシャッターを新設する場合には、工事費用や期間が掛かりますが、窓周りも補修するため、雨戸を残すよりも外観的には有利となります。
既存の雨戸を残したまま設置する場合は、費用も安く工事も短期間で済みます。ただし、雨戸がそのまま残るために経年劣化することで外観的に難が出てくる可能性があります。
将来的な計画も立てたうえで、どのように設置するか検討されると良いでしょう。
定期的な清掃、メンテナンス
耐久性に優れている現在のシャッターでも、日常的に使用することで異音や動作不良
といったことが起こりえます。
しかし、普段よりメンテナンスを行うことにより、リスクを低減することができます。
定期的な清掃と動作のチェックを続けることが、シャッターを長持ちさせることにも
繋がります。
愛車からイメージして
隣家からの視線を遮るため、板張りの塀のように、ガレージからエントランス、中庭の目隠しまで連続し、一体のデザインとなっています。愛車のクラシカルな雰囲気とピッタリです。
ガレージの内側
機能を追求した仕様もありますが、大切な自転車や車をしまうガレージなら板仕様も素敵です。天気に左右されずにメンテナンス等できるのは憧れです。
シンプルなたたずまい
石張りの壁に、板シャッター。見た目はとてもシンプルですが、濃い色味同士異なる素材のコントラストが素敵です。夜になると枠のラインでライティングされます。
白とグレーの箱
木構造による白い箱をずらしながら積み上げる、デザインと構造を工夫された住まいです。外観のカラーコントラストもシンプルでありながら力強さを感じさせます。
四角のコントラスト
いろいろな四角を重ねたような遊びのある外観です。スリットの入ったシャッターの中も見たくなりますね。
曲線と直線で
鉄筋コンクリートの質感の固さと、形状の曲線を持つ屋根が印象的です。2台分のビルトイン車庫がある鉄筋コンクリート造の住宅です。