リビングは家族団らんの場所です。だからこそ、穏やかな自然光が差し込む明るい空間にしたいですよね。明るく開放感のあるおしゃれなリビングを実現するためにはハイサイドライトを取り入れるのが有効です。普通の窓とは一風違ったハイサイドライトをリビングに取り入れることでお部屋の雰囲気はグッとおしゃれにかわりますよ。
▽ 目次 (クリックでスクロールします)
ハイサイドライトとは?
LDKに光を差し込むハイサイドライト
インテリアのアクセントになるハイサイドライト
吹き抜けの上にある窓
ブラインドで光調整
電気代の削減
北向きの窓
景色を取り込んで広く見せる
屋外のような空間に
個性的なハイサイドライトで空を切り取る
地下室オフィスの光
メリハリのある光
ハイサイドライトとは?
ハイサイドライトとは、壁の高い位置に取り付けられた窓のことです。天井に近い場所にあるので陽射しを十分に取り込むことができ、部屋を明るく保ってくれます。低い位置にある窓に比べて、部屋の奥が明るく照らされやすいという特長があります。
ハイサイドライトからの自然光が降り注ぐ気持ちのよいリビングの実例を紹介しながら、ハイサイドライトのメリットを説明していきます。
LDKに光を差し込むハイサイドライト
こちらのお宅は壁の両面にハイサイドライトがあり、自然光を十分に取り込むことができます。道路に面している窓は外からの視線を気にしなくてはなりませんが、視線のずっと上にある窓ならそんな心配もいりません。窓自体はダイニングキッチンの側にありますが、ハイサイドライトなので奥のリビングまで明るく照らすことができています。
インテリアのアクセントになるハイサイドライト
勾配屋根に合わせて造られた三角形のハイサイドライトは、リビングに光を入れてくれるだけでなく、インテリアのポイントにもなってくれます。こんなハイサイドライトだと外から見た時にもデザイン性があっておしゃれに見えるので、窓の形はおしゃれな外観を形づくる上で重要なポイントの一つです。
吹き抜けの上にある窓
吹き抜け構造になっている住宅の場合は、二階のために設置された窓兼、一階に光を入れるためのハイサイドライトという二つの使い方ができます。二階の廊下の床にも光がよく通るグレーチングを使用しているため、より一層リビングが明るい雰囲気になっています。
ブラインドで光調整
夏場などあまりリビングに日光を入れたくない時は、ハイサイドライトにブラインドをかけておくと便利です。これがあるだけで光を調整することができ、いつでも快適に過ごすことができます。また、ブラインドの種類を変えることでリビング全体を穏やかな光で満たすこともできます。
電気代の削減
光の入らない部屋は日中でも電気をつけなければいけませんが、ハイサイドライトを使って自然光を満遍なく取り込むことで明るさや暖かさが保たれ、電気代の削減にも繋がります。写真のように壁面や天井を白で統一することも、おしゃれで明るいリビングを実現するための一つの手ですね。
北向きの窓
北向きに窓がある場合はあまり陽射しは差し込みませんが、その分ハイサイドライトを大きく取ることで、柔らかな光をリビングへ入れることができます。南向きの窓は直射日光が当たって暑すぎるという場合もあるので、こんな活用の仕方も賢い選択です。
景色を取り込んで広く見せる
リビングがコンパクトな場合でも、ハイサイドライトが活躍します。一般的な高さの窓を広く取ってしまうと家具を置く場所に困りますが、高い場所に設置された窓なら外の景色だけを取り込むことができるので、開放感を演出してくれます。
屋外のような空間に
こちらの住宅ではハイサイドライトと天窓をうまく使うことで、家の中にもう一つの家があるような半屋外空間を演出しています。お部屋の中を明るく自然光が照らすので、室内緑化もさほど気を使わないで済むかもしれません。
個性的なハイサイドライトで空を切り取る
白と木材を基調としたインテリアにアクセントを加える、個性的な形に切り取られた窓。空からの自然光がおしゃれなリビングを明るく照らします。パイン材の無垢フローリングと相まって、柔らかな印象のリビングを演出しています。
地下室オフィスの光
地下室がある場合は、ハイサイドライトを取りつけることで地上の光を取り込むことができます。道を歩いている人にとって窓の高さは足元に位置するので、視線が気になることもありません。
メリハリのある光
50代の夫婦の住まいです。
二人だけの生活の中で、、外部とのプライバシーはしっかりと確保して、家の中で自由な生活と空間を楽しむ間取りとなりました。大きな開口とハイサイドライトでできる、陰影が印象的です。