そのまま「窓周りの装飾」という広い意味になります。それには言葉通り目隠しや遮光などの機能性だけではなく、装飾という重要な要素が含まれているということを忘れてはいけません。「どこからも見られないからカーテン類はいらない」という次元のお話ではありません。住んでいる人や訪問者など室内から見てどう映るのか、居心地が良くなるのかがインテリアというものでウィンドウトリートメントはその中の重要な要素となります。カーテン、シェード、ブラインド、ロールスクリーン、プリーツスクリーン、バランスなどの上飾り、カーテンレール、房掛けなどものすごく多くの商品と使い方があります。単なるインテリアコーディネートではなく、更に多くの技術、知識、センスが必要とされておりインテリアの中でも特殊な分野ということはあまり知られていません。
生地は使い方次第で様々な表現ができ、洋服を作るのと似たような感じです。インテリアコーディネーターがスタイリストのようなものだとしたら、ウィンドートリートメントのスペシャリストはデザイナーとパタンナーとスタイリストを合わせたような分野となります。しかし、ウィンドウトリートメントがいくら素晴らしくても、家の他の部分との調和が取れていなければ全く意味がないのは言うまでもありません。