フローリングの張り方には、いくつかの種類がありますが、その中の一つに「ヘリンボーン」というものがあります。この柄は美しい模様が特徴的で、床をヘリンボーンにするだけで上品で高級感溢れる雰囲気になると、インテリア好きさんからも大変人気があります。そんなヘリンボーンの床の魅力に迫ってみましょう。
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ヘリンボーンってどんな柄?
ストライプのようにも見える
色味を変えてランダム感を出す
ダークな色を混ぜる
白を混ぜる
アンティーク加工
床以外もヘリンボーン張りが出来る
コンクリートとの相性も抜群
ヘリンボーンってどんな柄?
長方形の板を編むように交互に重ねていくヘリンボーンは、ニシンの骨の形状と似ていることが名前の由来とされています。木幅や長さ、組み合わせる色によっても床の雰囲気が大きく変わるのがポイントです。
ストライプのようにも見える
アンティークなカウンターキッチンをさらに引き立てているのが、ヘリンボーンのフローリングです。板の向きが一列ごとに変わるので、光の当たり方や見る方向によってはストライプのようにも見えます。
色味を変えてランダム感を出す
板の色味にバラつきを出すと、より一層味のある雰囲気になります。こちらのお部屋は全体的にシックな印象ですが、どこか温かみを感じるのはヘリンボーンの床が織りなすハンドメイド感のおかげかもしれません。
ダークな色を混ぜる
濃いめのブラウンの板を混ぜたヘリンボーンです。床が個性的なので、家具がシンプルでも空間がおしゃれに見えるという利点があります。
白を混ぜる
フランス映画のワンシーンのようなお部屋を飾っているのは、白い板が混じったヘリンボーンの床です。板の色を変えるだけで雰囲気もガラリと変わりますし、よりオリジナリティを出すためにランダムに組み合わせることで、他にはない床ができあがります。
アンティーク加工
こちらの事例の床は、わざと削り込んだ板を使うことによってさらにアンティーク感を出しています。ヘリンボーンの床は、実際にヨーロッパの洋館などでも用いられているそうなので、お部屋をそういったイメージにしたい方にはぴったりですね。
床以外もヘリンボーン張りが出来る
床と同様にキッチンカウンターもヘリンボーン張りを採用しているお宅です。床だけでなく、壁やテーブルの天板をヘリンボーンにして楽しむ方もいるようですよ。
コンクリートとの相性も抜群
ヘリンボーンの床に合わせて壁や天井を剥き出しのコンクリートにする事例も多くみられます。コンクリートはクールで無機質なイメージがありますが、それをヘリンボーンの持つ温かみが程よく緩和してくれます。
このようにヘリンボーンには様々な選択肢があり、その分だけ魅力も無限大に広がっています。たくさんの人から愛されるヘリンボーンの魅力にぜひ触れてみて下さい。