「このデッドスペースをもっと有効活用できればいいのに…」そんな風に思うことはありませんか。ちょっとしたスペースならば、アイデアグッズなどを利用して有効活用することもできますが、大きなスペースになると、部屋のプランニングをする時に活用方法を考えておくのが無難。そこで今回はデッドスペースになりがちな階段に注目して、有効活用している事例をご紹介します。
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アップデートされた場所
わが家自慢のライブラリー
成長と共に広がる用途
アップデートされた場所
階段下を収納スペースとして利用する方法は、以前からよく活用されているアイデアです。しかし、最近の階段下収納は、デッドスペースをより少なく、そしてより暮らしが快適になるようにと、さまざまなアイデアが練られています。
たとえば、一般的な階段下収納は扉をひとつ取りつけただけのものがほとんどで、使い勝手のよいものとは言えませんでした。
こちらの住宅では、階段の形に沿うように扉を設置。さらに、縦長の扉で仕切ることで縦方向の空間をより無駄なく使えるようにしています。扉の素材も周囲の壁と統一感のあるものを採用していて、スッキリとした印象を与えています。
同じ階段下収納でも、細かな仕切りのあるものにすると印象がガラッと変わります。
大小さまざまなボックスを積み重ねたようなこちらは、遊び心のある収納に。見せる収納として楽しむこともできます。
階段を引き出しのようにして活用するというアイデアもありますが、腰掛けたり、寝そべったり、寄りかかったり、おおらかな家具でもあるなんて!
階段という段差に着目し、その段差を居場所づくりのきっかけに、階段も小さな居場所の拠点となります。
一見するとボックスを重ねたような事例と同じようにも見えますが、こちらは「階段を収納に利用した」というよりも「収納を階段としても活用している」という方が近いかもしれません。
猫ちゃんのいるお宅で、リビングにあるロフトへの階段がキャットタワーとしての役割も果たしています。
こちらも階段下収納ですが、キューブ状の扉をつけて、デザイン性もある面白い収納になっています。
すべてのキューブに扉をつけるのではなく、ひとつは扉なしで電話置きに…何を置くのかを考えてデザインされている、無駄のない収納計画です。
わが家自慢のライブラリー
わざわざひと部屋用意しなくても、階段を利用すれば素敵なライブラリーもできます。
こちらは階段の側壁を書棚に、階段をベンチとして活用しています。階段使用時に自然と目に入るので、お気に入りアイテムの飾り棚として使うのもおすすめです。
踊場には玄関とリビングを繋ぐ場所として、本棚と読書スペースとなるベンチをそなえました。
ベンチすぐ脇の棚にあるリビングへの抜け道は、本棚の今後への余裕兼子供の遊び用として設けたましたが、リビングにいる人と物を受け渡すのにも重宝しているそう。
吹き抜け階段の壁面を利用した、存在感のある棚です。階段がハシゴの役割も果たし、高い部分にも手が伸ばしやすくなっています。
施主の人柄をイメージした、ゆったりとおおらかな家。
“階段”という存在に惹かれる妻の言葉を元に、大階段をプラン。読書をしたり、映画を見たり、オブジェとしても美しい。
成長と共に広がる用途
特に子供が毎日使うものを、玄関近くでしまえるのはうれしい。
成長するごとに、制服、ランドセルや学生鞄、部活の荷物や学習の備品が増えてゆくことは間違いないのでずっと便利なコーナーとして重宝するはずです。
デッドスペースになりがちな階段も、アイデア次第で使い道は広がります。紹介したプロのアイデアは素晴らしいものがありましたが、素人だからこそ浮かぶ斬新なアイデアもあるかもしれません。階段の有効活用を、あらためて考えてみませんか。
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