シンプルだけどおしゃれで、家の中がパッと明るくなるような北欧テイスト。もともとは北欧地方の冬季は日照時間が短いため、外が暗い時期でも家の中で明るく過ごせるよう、明るい色の木材やインテリアを使ったスタイルが定着したのだとか。
今回は、足を踏み入れた瞬間から北欧の空気を感じられるような、玄関ホールインテリアの作り方をご紹介します。
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▽ 目次 (クリックでスクロールします)
北欧ならではの無垢材を使った玄関
木製ブラインドでグッとおしゃれに
玄関ホールでティータイム
ヴィンテージとモダンの共存
壁タイルをポイントで
壁をキャンパス代わりに
広々とした土間に、シックな薪ストーブを
アンティークのインテリアでおしゃれに
北欧ならではの無垢材を使った玄関
北欧テイストを叶えるキーアイテムと言えば、木のあたたかみを感じられる無垢材。
無垢材はおしゃれな空間をつくり出すだけではなく、その高い断熱性から夏は涼しく冬は暖かい温度を保ってくれます。その断熱性は、なんとコンクリートの12倍ほどにもなるのだとか！
外の気温に左右されがちな玄関にはもってこいの素材ですね。
木製ブラインドでグッとおしゃれに
シューズラックと小さなベンチにマッチした木製のブラインド。
木製ブラインドは、玄関のテイストに統一感を与えるだけでなく、プラスチックのブラインドよりも断熱性が高いため、窓から入ってくる温度をやわらげてくれる役割があります。
対になる窓は、窓枠を淡い色合いにしてコーディネートにアクセントをプラス。
玄関ホールでティータイム
広々とした玄関なら、小さなテーブルセットを置いてくつろぐこともできちゃいます。ちょっとしたお客様と、靴を履いたままお茶を楽しむのもオツですね。
玄関ホールのメインカラーのブラウンと白を守りつつ、目立ちすぎないポイントカラーを散りばめて。
ヴィンテージとモダンの共存
絵本の世界に出てきそうな石英岩のタイルと、重厚感のあるレトロなドア。
対照的にテラスへと出るドアはモダンなガラス張りにし、シューズラックをシンプルなものを置くことで、デザインテイストの強い玄関ホールのでき上がりです。
壁タイルをポイントで
壁のブリックタイルと海を連想するマリンランプが個性的な玄関です。
右はシューズクロークになっていて使いやすい可動棚を設置しました。デザインや素材が多く使われていますが、雰囲気をそろえてコーディネート。
壁をキャンパス代わりに
ドアや壁に合わせて白で統一した玄関に、大胆なウォールアートを採用。
落ち着いたネイビー一色で描かれた森の絵は、北欧アニメの世界が再現されたかのようです。
壁に直接描くウォールアート以外にも、最近ではアーティスティックな壁紙や、ウォールステッカーもたくさんあります。ウォールステッカーなら、すぐにマネできるのでは？
広々とした土間に、シックな薪ストーブを
開放感ある玄関に、重厚感のある薪ストーブを設置。
気温が低くなりがちな家の入口を優しく暖めてくれます。
リビングに置かれているよりも掃除がしやすいのも嬉しいですね。玄関向こうにあるLDKに、キッチンやフローリング、家具などあたたかみのある色やデザインを選ぶことで、どっしりとした薪ストーブが設置されていてもすっきりとしたシンプル玄関になるはずです。
アンティークのインテリアでおしゃれに
北欧カラーのシックなドアと相性のいい色のアンティーク照明を取りつければ、おしゃれなカフェのような雰囲気をつくり出すことも。
シューズラックは吊り下げることで圧迫感を失くし、開放感をプラス。自転車を置いていても広々と感じられます。
北欧テイストの玄関づくりは、ただおしゃれなだけでなく、利便性や機能性のあるものを選ぶことが大切。本場北欧のインテリアがつくり出すあたたかさや明るさは、暗く寒い季節でも快適に過ごすための知恵から来ているのかもしれません。
玄関ホールは、毎日出かけたり帰ってきたりする際に気持ちを切り替えてくれる大切な場所。ぜひ、こだわりを活かした素敵な玄関をつくってみてください。