2019/02/25更新｜0like｜3544view

著者：443kikaku｜なかむらよしみ

モルタル仕上げのエントランスは、どんなスタイルにも合わせやすい！

無機質な印象を受ける「モルタル」。クールでモダンなインテリアと合わせやすい素材ですが、温かみのあるナチュラルなインテリアや、和のインテリアとも好相性。今回は、インテリアスタイルが異なる「モルタル仕上げ」のエントランス事例を集めてみました。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

モルタルとは…

モルタルとの相性抜群！モダンスタイルのエントランス

ナチュラルな優しさが心地よい、モルタル仕上げのエントランス

和の要素もしっくりなじむ、モルタル仕上げのエントランス

モルタルとは…

セメント（石灰石や粘土を粉上にしたもの）に砂を混ぜ、水で練ったもので、乾くと一定の強度と耐火性を備える、比較的扱いやすい材料です。

接着剤としてタイルの下地に使われたり、仕上げ材として外壁に使われています。一般的なモルタルの色は「灰色」ですが、これは原料である石灰石や粘土の色が反映されていて、原料の色の違いがモルタル自体の色の違いとなります。

モルタルとの相性抜群！モダンスタイルのエントランス

「モダンスタイル」は色合いの基本がモノトーンで、飾り気も少なく、ちょっと硬派なイメージです。そんなスタイルにモルタルの無機質な雰囲気はピッタリ！

広い土間が特徴的なモノトーンがベースのエントランス。自然なモルタルの濃淡が空間に変化をもたらしています。

吉川直行

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玄関土間と壁の一部がモルタル仕上げのエントランス。
全体的に表面が滑らかでシンプルな素材で仕上げられています。

須川哲也＋須川真紀子

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濃い色のモルタルで仕上げられたエントランス。

壁を白で仕上げているので、色のコントラストがくっきり現れています。
床の色を濃くすると全体の印象が重くなりがちですが、木材の靴箱と白い壁紙を選ぶことで、軽やかなまとまりになっています。

FIELDGARAGE Inc.

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ナチュラルな優しさが心地よい、モルタル仕上げのエントランス

自然のぬくもりを感じさせるナチュラルなスタイル。
モルタルの飾り気のない素材感は、ナチュラルスタイルにもよくなじみますね。

木製の建具と、木の下駄箱がナチュラルな雰囲気を与え、扉と椅子のグリーンが空間にアクセントを加えています。モルタルの床が、空間のベースとして全体をまとめています。

比護結子

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天井が木材で仕上げられているエントランス。

天井のナチュラルな木目と、モルタルの床が対比したおもしろい空間になっていますね。扉や置かれている小物のカラフルさが引き立っています。

ハコリノベ

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木製の階段が目を引くエントランス。

床、壁、天井と木材をたっぷり使用。玄関土間をモルタルでシンプルに仕上げ、木の柔らかい雰囲気を生かしています。

比護結子

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和の要素もしっくりなじむ、モルタル仕上げのエントランス

手前の柱や、天井に使われた木材の木目が美しいエントランス。モダンな和の空間にはモルタルがよく合います。

向かって左手の壁には、日本の伝統色の柿色を使用しています。特徴のある色味ですが、モノトーンのモルタル床とは相性がよく、きれいにまとまっていますね。

昭和の日本家屋にありそうな、懐かしさを覚える下駄箱。
ガラスの引き戸も、昔ながらの懐かしさを感じさせるものです。

下駄箱の扉を黒で仕上げ、玄関土間の部分をモルタルにしたことで、和の空間にスタイリッシュさが加わり、おしゃれなエントランスに仕上がっています。

障子やからし色の壁などの和風なアイテムが目を引くエントランス。
玄関土間はモルタルに目地を施しています。

目地を入れたりコテの跡をつけたり、表面を自由に仕上げられるのがモルタルの特徴。空間のイメージに合わせて自由に仕上げることができるのが魅力ですね。

根來宏典

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古い素材を残しつつ、新しく整えたモルタル仕上げの玄関土間は、歳月を経て深みを増した木材と好相性。

モルタルの表面の滑らかな仕上がりは、エントランス全体にどことなく現代的な雰囲気をもたらしています。

ALTS　DESIGN　OFFICE（アルツデザインオフィス）

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モルタルは単色ではあるものの、多少の色ムラがあるため単調になりすぎず、仕上がりの表情を楽しむことができます。グレーは他の色と合わせやすいため、同じモルタル仕上げのエントランスでも、玄関ホールの床材や壁など、他の部分の仕上がり次第でイメージを変えられるのも楽しいポイントです。モルタル仕上げのエントランス、ぜひ検討してみてください。

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