住宅の外観って「どんな人が住んでいるんだろう・・・」「中はどうなっているんだろう・・・」と想像が膨らみませんか?奇抜なだけがオシャレじゃありません。より街に溶け込み、他の景色と馴染ませる、外観のデザインは専門家の腕の見せ所です。外観デザインは多々ありますが、今回は切妻屋根の事例を集めました。
▽ 目次 (クリックでスクロールします)
切妻屋根とは?
かわいい三角屋根
ひらけた正面を魅せる
落ち着いた雰囲気と暖かい雰囲気を包む屋根
特徴ある窓で存在感を
間口の狭い家にも
変則的な屋根が新しい
屋根の工夫でエコを実現!
切妻屋根とは?
切妻屋根とは、二面の屋根の最頂部をつなぎ合わせた山形の形状をした屋根のことをいい、古くから神社などの日本建築で用いられてきました。屋根が二面で構成されたシンプルな形のため、比較的コストがかからず、そのうえ雨漏りがしにくいというメリットもあります。また、その形状から屋根に雪が積もりにくく、豪雪地帯でよく見かける屋根でもあります。
かわいい三角屋根
第一印象はモダンなのに、よく見るとまるで子供のお絵かきのような「家」の造形。スタンダードな家の形が可愛らしいです。屋根と外壁の素材や色を合わせると統一感が出ます。
ひらけた正面を魅せる
妻側(屋根のない面)を正面にして、玄関や大きな開口部を設けることで、外観が明るく開けた雰囲気になっている事例。大きな三角屋根は雪が落ちるように計算されています。屋根のボリュームをいかして、屋根裏に広々としたロフトスペースを確保しています。
落ち着いた雰囲気と暖かい雰囲気を包む屋根
シンメトリーの切妻屋根。
秋になるとブルーベリーやコハウチワカエデが色付き始め、陽が低くなり室内奥まで日差しが入ります。
特徴ある窓で存在感を
白い外壁に縦スリットと四角い窓、三角屋根との絶妙なバランスがおしゃれな住まい。
住宅地の中に、同じ形状の屋根もありますが、意匠的な窓のある家の外観は存在感があります。
間口の狭い家にも
間口の狭い家に切妻屋根を用いた事例。屋根と2階ベランダ部分が張り出たようつくられているのが特徴的です。現代の家に合わせた切妻屋根の進化形のようなデザインですね。
変則的な屋根が新しい
こちらは切妻屋根でもアシンメトリーになっている「招き造り」。住宅密集地では、高さ制限や北側隣地の日照確保の場合、屋根の形をアシンメトリーにすることがあります。屋根の高い部分から取り付けられた窓は、外からでも室内のインテリアが楽しめるつくりになっています。
屋根の工夫でエコを実現!
こちらの切妻屋根も招き造りで、屋根で集熱した熱を基礎のコンクリートに蓄熱させるシステムになっています。太陽光を集熱する場合、太陽が当たる面の屋根を広くすることがあります。木材をふんだんに使った家は見た目にも自然と共存する優しい表情のある家です。
切妻屋根の素敵な家特集いかがでしたか?外壁のカラーや屋根材などを拘ればスタイルは無限大ですね。