親世帯と子世帯が共に暮らす二世帯住宅は、必要な時に助け合うことができたりたくさんのメリットがあります。しかし、生活スタイルが違う家族同士が同居することは、何かとデリケートな問題が起きることも。程よい距離感で生活するにはどんな家づくりをしたらいいのか、SUVACOで紹介されている二世帯住宅の中から7つの事例をご紹介いたします。
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▽ 目次 (クリックでスクロールします)
1.中庭を挟む二世帯
2.隣り合う玄関の家
3.リビングが一本道で繋がる家
4.一階と二階で居住ゾーンが違う家
5.屋根裏から様子を覗ける家
6.土間空間が共用スペースの家
7.真ん中にゲストハウスのある家
1.中庭を挟む二世帯
中庭を挟んで子世帯と親世帯に分かれている家です。室内で空間が繋がっていますが、お互いのメインルームはある程度の距離があるので、つかず離れずの関係を築きやすいのが魅力です。
2.隣り合う玄関の家
一階が親世帯、二階が子世帯の家は、玄関が完全に分離しています。しかし、中に入った時に土間同士を繋ぐ扉が設けられているのがポイントです。用事がある時だけ中で行き来できるのがいいですね。
3.リビングが一本道で繋がる家
実家の横に後から子世帯の家を建てたという二世帯住宅には、共用のエントランスデッキがあります。そこを真っ直ぐに進むだけで、互いの家のリビングに行くことができます。
4.一階と二階で居住ゾーンが違う家
建物自体は一つですが、北側と南側で両家族の居住スペースが分かれている家です。さらにメインルームも一階と二階で違うのでお互いに顔を合わせることが少なく、生活音も気にならないので余計な気遣いをしなくて済みます。
5.屋根裏から様子を覗ける家
こちらの家はほぼ完全分離性の二世帯住宅ですが、子世帯からルーフテラスを渡って屋根裏へ行くと、おばあちゃんの暮らす家の中をほんの少しだけ覗くことができるそうです。子供立ちの遊びスペースにもなり、おばあちゃんおじいちゃんに声をかけたり、色々な使い方ができそうです。
6.土間空間が共用スペースの家
それぞれの世帯の建物の間に共用の土間空間があり、そこではたくさんの植物が育てられています。植物が二つの家族の距離感を優しく緩和してくれそうですね。
7.真ん中にゲストハウスのある家
中庭を挟んで建つ二つの家の中央には、小さなゲストハウスが作られています。両家族が使いやすい位置にあり、一つ建物を挟んでいることによって程よい距離感が出来上がっています。