子供が3人いると部屋の間取りはもちろん、机やベッド、おもちゃなどの置き方に悩みますよね。実際に3人のお子さんがいるご家庭では、どのようにキッズスペースをつくられているのでしょうか?今回は、子供が3人いる家のキッズスペース事例をピックアップしてみました。3人に限定していますが、ぜひお子さんが多い方もご参考にしてくださいね。
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3人共有の工夫
机の置き方
ベッドの置き方
ロフトで場所を確保する
完全な個室はつくらない
3人共有の工夫
一人で篭りたいときには自分のスペースに、家族の顔を見てリフレッシュしたいときにはリビングという、そんな空間の使い分けができる住まい。
自分の部屋の内装はそれぞれご自分で決めることになり、「自分の城」をどんな風にしていくのかもワイワイと楽しみました。なんと、子供たちに人気なのが小上がり下の収納スペース!広いリビングよりも落ち着くんだそう。
子供だけの空間を作ってあげると、3人共有でも楽しく過ごせそうですね。それがはしごを登っていくロフトスペースもあるのなら、なおさら喜びそう。デスクカウンターもロフトスペースもある、最高です。
机の置き方
机を3つ横並びにすると、それだけでもスペースを随分使いますよね。子供の小学校入学に合わせて用意することの多い学習机ですが、その際に同じ形の学習机があるわけではないので、既製品を買うと統一感が出ないのも悩みのひとつです。
こちらの事例のように長い机を造作すれば、そんな悩みも解消されます。背面に大きな収納棚があるため、教科書や本、雑貨なども全員分すっきりと収まりそうです。
こちらはリビングダイニングの横に設置された幅約5mの勉強コーナーです。机を置くスペースとは別に二階に子供部屋があります。子供部屋自体は広くなくても、場所を取る机がなければ遊べるスペースも十分確保できますね。
ベッドの置き方
ベッドを3つ置くのは場所を取りますが、このように高さを利用して3段ベッドにすると省スペースですみます。寝相の悪い子供には1番上は不向きですが、シンプルでスタイリッシュな見た目なら高学年まで使えそうですね。
ロフトで場所を確保する
秘密基地のようなワクワク感のあるロフト付きの子供部屋です。こちらの家では机を家族共用にしているます。家族全員で机を共用することで、書斎用の机や学習机を別途設置することなくスペースも省けますね。
「長く子供と仲良く」がメインテーマの家。
リノベ前は、昔ながらの日本家屋ゆえ軒が深く、内部まで光が届かないところがあったところを間仕切りのないキッズスペースであるロフト床の工夫などで解決。
完全な個室はつくらない
3階にある子ども室には、ベッドと机が造り付けになっているシンプルな個室といますが、ドアはなくボーダーレスな子ども室。
勉強スペースはリビングを介してキッチンとつながっており、キッチンで家事をしているお母さんから、子どもたちがよく見えて安心です。
3人それぞれが個別に使用するベッドと机を組み合わせた造作家具。自分だけのスペースを確保しながらも、部屋を仕切る必要もありません。配置を変えれば模様替えもできますし、将来は家具を片付けて広いワンルームとして活用できます。
子供が1人増えるだけで物は溢れます。広い場所が確保できなくても、今回ご紹介した事例のように、子供全員が満足のいく部屋づくりができるといいですね。