核家族化が進んでいるとはいえ、多世帯同居する方も多いですよね。古い家に親世代だけで住んでいたところに子世代が入ってくると、やはり使い勝手が悪かったり手狭になったりします。
そんな時は、思いきってみんなが住みやすい家にリノベーションして仲良く快適な暮らしを実現しましょう。世代を超えて幸せになるためのリノベーションについて、どのような事から考えたらよいのか挙げてみたいと思います。
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▽ 目次 (クリックでスクロールします)
1. どこが不便?リノベーションする場所
2. お金の分担
3. 工事の時期
4. 専門家の選定
5. 一番大事なこと
1. どこが不便?リノベーションする場所
まずは、みんながどんな箇所に不満を持っているのかリストアップてみましょう。
フルリノベーションや増築できれば一番いいですが、お金の問題やリノベーション中の住居の問題もあるでしょうから、一番「ここが不満」という場所を挙げてみましょう。
家族が増えると今までは何とも思わなかった場所が、手狭になったりします。例えばキッチンがもっと壁に近い場所にあれば、リビングにも子供たちが遊ぶ場所が広がるのに…、この押入れがパントリーになったらいいのに…などなど。
お風呂がもっと広いといいな…和風?洋風?それぞれ思い描く「夢」や「快適さ」は違うはず。できる限り正直に挙げておくと、あとあと問題になりませんよ。
2. お金の分担
なかなか難しい問題ですが、親世帯、子世帯、お互いに最低どのくらいの予算までなら出せるのか率直に話し合っておくといいですね。実際に具体的に話が進んで、自分たちの希望が通る部屋ができるかどうかで出したい資金も変わってくるかと思います。総額でいくら位の工事ができるのか、検討だけはつけておきましょう。
3. 工事の時期
親世代以上は、工事の時期や方位などを気にする方も多いのでは?
方位除けや工事に適した時期や工事日などを気にする家族がいる場合は、神社やお寺などの専門家にみてもらってから具体的な時期をみんなで決めるのがいいでしょう。
また、仕事や学校などの都合も踏まえるのも忘れずに。
4. 専門家の選定
家族の意見を踏まえて、どんな感じの家にするかが浮き上がってきたら、専門家の選定を始めると思います。車などを選ぶときと同じように、数社候補に挙げて、できれば家族と一緒に見学や無料相談を受けるといいと思います。人それぞれ感じ方が違うので、家族全員が同じ専門家で同意するかはわかりませんが、各専門家の長所・短所を挙げて客観的に検討するといいと思います。それが、多世代で検討するいい点ではないかと思います。
このような和風の家に強い専門家はどうか?
いやいや、純洋風な作りがいいかな…?
自分たち家族の意向に近い専門家を焦らず見つけていきましょう。
専門家が絞れない場合やどうやって候補を挙げていいのかわからない・・・という場合は、
SUVACOアドバイザーが無料電話相談もしてくれますよ。
5. 一番大事なこと
「家」は家族全員のもの。そのことを頭に入れて計画しましょう。
自分だけの意見を通すのではなく、家族と一緒に相談しながら進めていくことが大事。もちろん、自分の意見も取り入れてもらわなくては快適な住環境が手に入れられないので、自分の意見を言いながらも、他の家族の意見も聞き、引けるところは引き、どうしてもここはこだわりたい!というところは強く出てもいいと思います。
世代が違うので価値観が違い、話し合いもうまく行かない時もありますが、お互いを思いやりながら、交じりあいながら楽しい住処(すみか)を作ることができる、それが多世帯住居の温かさ、良さだと思います。
これから社会へ出る子供たちの環境にもいいことだと思いますので、ぜひよく話し合いをして素敵な空間を家族で共有して下さいね。