ひと昔前まで、「交通の便がいいのはマンション」「庭が欲しいなら一戸建て」というのが一般的でしたが、今は「狭さを感じさせない都心の狭小住宅」も可能ですし、庭感覚でベランダガーデニングを楽しめるマンションも増え、選択肢は広がっています。
ですので、「どちら向きか?」というのはあくまでひとつの目安として、マンションか戸建てかを悩まれている方のご参考になるよう、実例をあげてご紹介します。
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一生に一度は住んでみたい憧れのタワマン!
戸建てで実現するのびやかな暮らし
一生に一度は住んでみたい憧れのタワマン!
「タワーマンション」と聞くと、ドラマの影響からか、ミーハーな気持ちが芽生えてしまうのは私だけでしょうか(笑)ラグジュアリーなエントランスにウエイティングスペース、ホテルのようなゲストルームやジムは憧れの対象です。
ひと昔前タワマンといえば、大都市圏のセレブリティの住まいというイメージでしたが、近頃は地方在住の私も年の離れたいとこ達のタワマンの新居に招かれる機会が増えました。とはいえ、未だ訪問する度にホテルライクなエントランスにドキドキしてしまいます。
非日常が日常になる、そんな暮らしがしたい方はタワーマンション向きといえます。
マンションでもバルコニーに水回りがあれば、ベランダガーデニングを戸建て感覚で楽しむことができます。虫の付きにくい植物を選び、鉢植えにすれば手間もさほどかかりません。
植物を育てるのが苦手…という方でも、マンションの共有スペースや中庭で季節を感じることができるのがマンションの魅力でもあります。
昔から言われていることですが、転勤の可能性があったり、共働きの方はマンション住まいの方が生活スタイルの変化にフレキシブルに対応でき、リスクが少ないでしょう。
駅チカなら通勤だけでなく、お子さんの通学にも便利で学校選びの選択肢が広がります。駅前に集中する塾や習い事の送迎の必要がないのは、共働きのご両親にとってありがたいですね。
戸建てで実現するのびやかな暮らし
戸建て住宅は当然メンテナンスやお手入れは自分たちでしなくてはいけません。庭いじりやDIYが好きな方は、戸建て生活を満喫することができるでしょう。庭でプールやBBQを思う存分楽しめるのが戸建ての醍醐味!
芝生の管理や草抜きは大変でも、家族や仲間との特別なひと時を与えてくれます。
車が生活の必需品であったり、車が趣味の方には、必要台数分の駐車スペースを敷地内にもてる戸建ての方が、毎月の駐車場代より長期的に考えると良いかもしれません。都心では地方のマンションの家賃並の駐車場代がかかることも…。
地方では未だ「マイホーム=戸建て」という価値観も多く、結婚後すぐに戸建てを建てるのが普通という地方もあります。そういった価値観の中で育ってきた方は、戸建て向きといえるでしょう。
冒頭でも述べたように、昨今の住宅はマンションでも戸建てでも、自分たちの理想の住まいを実現できる選択肢が数多く用意されています。住まいは縁やタイミングも重要なので、固定観念に縛られず、周囲や専門家のアドバイスを受けてベストな選択をしてくださいね!