家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討に役立つ機能や情報が満載!
アカウントをお持ちの場合
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
里山の開発により出来た分譲地に、家族が4人暮らすための住宅。自然好きな施主のために『空間と自然のつながり』をテーマとし、地域に開かれたおおらかな平屋を提案した。 正方形の平面の真ん中に南北を突き抜けるように居間を配し、その両側に個室や水回りを配したワンルームの間取りは、縁側から屋外へと連続し、水平方向への広がりを感じることができる。変形の寄せ棟屋根の一面がすべて開口部になっていて、南側は高く空に開放され、北側は低く抑えられた軒の出によってプライバシーを確保しながらも庭の緑や光を感じることが出来る。この大屋根は里山の風景に対するオマージュかもしれないが、ここでの人と自然が共生するくらし方が象徴となり、地域の良好な生活環境をつくるきっかけとなってくれることを期待している。