2016年06月14日
マンションの玄関ドアは交換できないって聞いたけれど本当?
マンションのリノベーションを考えています。せっかくリノベーションで自分好みのデザインにしても現在のドアを残すのだとすると雰囲気が台無しになりそうです。マンションでは玄関ドアは交換できないのですか?
玄関ドアは窓サッシと同じく共用部扱いの部分になります。リノベーションによって工事が行える範囲は専有部に限られていますので、共用部である玄関ドアや窓サッシは交換することができないとお考え下さい。
ただ、玄関ドアの室内側の面は好きな色に塗装できるケースが多いので、色や質感を変えることでリノベーションの雰囲気に合わせることはできます。実際に、塗装される方が多いですよ。
玄関ドアは共用部分なので原則交換はできませんが、内側を塗り替えることなどは可能です。
「リノべりす」で紹介していただいたこちら↓のお客様は玄関ドアをポッ プなオレンジ色に塗っていて、とても素敵に仕上がっていますよ。 https://renoverisu.jp/feature/p/how_much-8/
玄関ドアは共用部扱いとなり交換ができないことがあります。 その場合、インテリアとして室内側に好みのドアを新たに追加して取付けるといったこともできます。
また、マンション自体の修繕で、運良くドアを全戸交換する機会に巡り会うこともあります。
マンションには専有部と共用部との区分けが存在します。基本的には専有部は部屋の中、共用部分は部屋の外と考えます。例えばバルコニーは共用部です。これは、通常は洗濯物を干したりする専有部に感じますが、玄関ドアとサッシも共用部です。これは両方ともマンションの外観に関わる部位だからです。非常の際には、非常用通路として確保されているスペースだから玄関ドアとサッシも共用部です。これは両方ともマンションの外観に関わる部位だからです。
玄関扉やサッシを交換することは、ほとんどのマンションで禁じられています。上記は管理組合のもと修繕積み立てによる大規模修繕などで実行されるものです。 ガラスの単体工事やインナーサッシは専有部の工事として認められているケースが多いようです。