新築、リフォーム、増築などの計画の中で最近では小屋裏空間を上手く利用した勾配天井や収納計画などが人気になっているようです。中でも勾配天井は従来の和風建築とは違う現代建築の魅力として憧れる人も多く、一目置いたイメージになっています。
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リビングに勾配天井
ベッドルームや子供室にも採用
居室以外にも活用
リビングに勾配天井
家族が集まるリビングを勾配天井にするプランです。LDKはパブリックスペースなので、住む人だけでなく来客者も楽しめる家の顔となります。窓枠や階段手すりをブラックにすることでスタイリッシュな大人かっこいい空間になっています。
同じ木目でもインテリアや色の使い方でいかようにも印象は変わります。前出のスタイリッシュな事例とはまた違い、こちらは温かみのある優しい雰囲気です。
勾配天井のうえ、屋根組みが現しになっているとまた表情が変わります。ダイナミックな構造がぐっと身近に感じられ、より建物感を味わえます。
無垢の素材感が感じられ、優しい気持ちになりそう。木材を活用する住宅は調湿効果も期待でき、更にはCO2のストックにも繋がります。木造建築は環境に優しい住宅なのです。
ベッドルームや子供室にも採用
勾配天井の良いところは、天井を傾斜にすることで同じ床面積でも通常のフラットな天井より部屋が広く感じられます。こちらは勾配の両サイドに開口部のある開放的な空間です。窓はサイズが大きかったりイレギュラーなものになると予算が上がりますので、勾配の低い方にだけ開口部を設けると低予算で済む場合もあります。
勾配の低い部分にも横長の開口部を持ってきたケース。こじんまりした"おこもり感"があって素敵です。
ベッドヘッドに傾斜を利用する珍しいケースです。シンメトリーな照明とベッド周辺のグッズが調和をもたらします。
居室以外にも活用
お部屋以外にも共有スペースに傾斜を利用する方法もあります。最近人気のみんなで使える書斎コーナー。こんなところも勾配にするとトレンド感が高まります。
いかがでしたか?勾配天井は技術が必要なのでちょっとしたDIYでは味わえなく、それもまた憧れの対象になる一つの理由でもあります。新築やリフォームなどの際は、是非、勾配天井を採用してみてはいかがでしょうか?