明確な定義はありませんが、約15坪以下の狭い土地に建つ住宅のことを狭小住宅と呼びます。周りを他の建物に囲まれていたり、変形した土地だったりと、家を建てるのには向かないような場所に存在することが多いです。しかし、様々な工夫をすることによって、広々とした快適な家づくりをすることができます。では、どんな手法が有効なのか。狭小住宅を広く見せることができる、魔法のような方法を6つご紹介いたします。
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▽ 目次 (クリックでスクロールします)
1.スキップフロア
2.大きな窓
3.ガラスのドア
4.グレーチング
5.天井を高くする
6.鏡を使う
1.スキップフロア
同じ空間の中で床の高さを変えると動きが生まれ、平坦なリビングよりも広く見せることができます。廊下を短い階段にして、別の部屋を半階ずらして作るのも空間に広がりが生まれて効率的です。
2.大きな窓
家の面積を増やすことはできないので、大きな窓を設置して外の景色も部屋の一部のように取り込んでしまう手法です。青空が見えるだけで開放感が増大します。
3.ガラスのドア
個室を普通の壁で仕切ってしまうと各部屋が狭く感じてしまいますが、ガラスの間仕切りやドアを使うことによって透け感が生まれ、見通しがよくなります。
4.グレーチング
建物に囲まれた場所に造られることの多い狭小住宅では、光りの取り入れ方が問題になります。グレーチングは格子状の建材で、二階建ての物件の場合は、二階の床や廊下などに採用することで一階まで光りが降りてくるようになります。
5.天井を高くする
家を横に広げることができない代わりに、縦に大きくすることで開放感を持たせることができます。トップライトがあると、より一層明るい空間になります。
6.鏡を使う
空間を写し出すことのできる鏡は、視覚効果で広さも二倍に演出することができます。
特に部屋全体を写せるような大きな鏡なら、効果も倍増です。
工夫次第で理想の家を実現することのできる狭小住宅。素敵な家づくりを楽しみましょう。