2017/03/24更新3like6965view

著者:niwatori*

空間を無駄にしない スキップフロアの活用事例

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限られた敷地や予算でも、デッドスペースを作らず無駄のない素敵なお家を造りたいですよね。
スキップフロアによって作られた有効的な空間活用例をご紹介します。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

スキップフロアってなんだろう?

空間を明確に分ける

繋がり、流れる空間

目隠し効果も

特別な空間に

段差の活用

大型収納も作れちゃう

家族の気配を感じられる家

スキップフロアってなんだろう?

スキップフロアとは、床の一部の高さを変えることで変化をもたせる建築構成のことを指します。2~3段の段差のものから半階分ほどの高低差があるものまでさまざまで、一般に「小上がり」と呼ばれるスペースもスキップフロアに分類されます。

空間を明確に分ける

例えばリビングとダイニング。通常同じフロアにあるこれらが高低差をつけることによって「食事をする場所」と「くつろぐ場所」というふたつの空間に区別できるようになります。LDKが明確に分かれていると日常生活にもメリハリが出ますね。

こちらのお宅のように、リビングをダイニングより低い位置にすることで落ち着いた空間となっています。

繋がり、流れる空間

空間を区切りつつ、フロア同士の繋がりも感じられるスキップフロア。生活動線の短縮にもなります。

目隠し効果も

スキップフロアの高低差で目線の高さが変わり、目隠し効果にも。壁で仕切らないスキップフロアだからこそ、コンクリート壁でも閉鎖的な印象にはならず、広がりを与えてくれます。

特別な空間に

本来隠したいベッドルームですが、下部に間接照明を仕込み、あえて浮かび上がるような演出に。壁は天井まで続いていないので開放感もあるうえ、プライバシーも確保できます。
リビングから一段下がった場所をピアニストである奥様の空間に。仕切り戸を閉めることもできますが、戸がなくても高低差で自然に空間を仕切ることができます。

大きなグランドピアノも一段下がった位置にあることで、リビングにいても圧迫感を感じることはありません。光が差し込む部屋で演奏にも集中でき、自分だけの特別な空間になりますね。

段差の活用

先ほどのお家、実はピアノ側から見ると段差の部分が収納になっていたんです。本などでしたら少しの段差でも意外とたっぷり収納できますよね。
段差を利用すれば多くの収納を設けられます。空間ごとに使うものを収納できるのは便利ですね。とことんデッドスペースがなくなるのも嬉しいところです。

大型収納も作れちゃう

段差を活用して細かな収納は確保できますが、思い切って大容量の床下収納を作ってみるのはいかがですか?普段あまり使わない物や季節の物など、大きな荷物を収納しておくには大型収納があると重宝しますね。

家族の気配を感じられる家

別のフロアにいても家族の顔を見て会話することができ、コミュニケーションが取りやすいスキップフロアになっています。いつでも家族と笑顔の時間を共有できる、風通しのいい家ですよね。
アイデア次第でさまざまな活用ができるスキップフロアですが、もちろんデメリットもあります。壁がなく、ワンルームのようなものなので空調が効きにくかったり、バリアフリーとは真逆の作りのため、小さいお子様や足の不自由なシニアの方には不便を感じるかもしれません。

しかしその分、特に狭小住宅にとってはメリットの多い手法です。家族構成を考えたうえで、ぜひ明るく開放感溢れるスキップフロアの家を検討してみてください。

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