2022/10/05更新0like1545view

著者:Haruka Yamasaki

【第2弾】作り手の住まいづくりに対する思い読み取る!「専門家の自邸」を見てみよう

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実用性に優れていたり、デザインが自分の好みと一致したり、専門家の自邸には、その人ならではの住まいづくりに対する思いや好みが盛り込まれています。
家づくりの迷いや依頼先に迷ったときには、「専門家の自邸」を見てみるというのも良いでしょう。

SUVACOにご登録いただいている多くの専門家の事例の中から、今回は「専門家の自邸を見てみよう」企画の第2弾です。
5つの住まいをピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

仕事場と暮らしの空間をほどよい距離でひとつの家に融合

プライバシーを保ちながら、美しい景色を取り入れる

ガラスの欄間から光が降り注ぎ、全部屋を四畳半に統一した住まい

昔ながらの瓦屋根を工夫して、モダンで暮らしやすく

3つの中庭を配置して、五感で緑を感じる暮らしを

自分にマッチする専門家を探してみよう

仕事場と暮らしの空間をほどよい距離でひとつの家に融合

こちらは、小田内晃彦建築設計事務所の代表である建築家 小田内晃彦さんの事務所兼自邸です。

ひとつの家に職場と住居の融合と聞くと、仕事部屋とプライベート空間を完全に分けることをイメージしがちですが、そうすると床面積が限られるため家全体に閉塞感が出てしまいますよね。
この住まいでは、1階のダイニングに奥行きをつくり、職と住の境界線をあえて曖昧にすることで、仕事をするスペースと暮らすスペースをゆるやかに共有させています。
壁や仕切りを設けないことで、職場として、家事スペースとして、子どもの遊び場として、家族団らんの場としてなど、同じ空間でもシーンに応じて柔軟に使い分けることが可能です。

職と住が近すぎず遠すぎないことで、仕事に集中したいときも、家事をしたいときも気軽にできるほどよい距離感。
家族がバランスよく、それぞれの時間を過ごせる住まいになっています。

プライバシーを保ちながら、美しい景色を取り入れる

こちらは、COLOR LABEL DESIGN OFFICEの代表である建築家 殿村明彦さんの滋賀県にある別荘です。

自然豊かな琵琶湖近くの美しい景色を住まいに取り入れるために、リビングを眺めのいい2階に設計されています。
フルオープンにできる窓でウッドデッキと一体化したリビングから望む緑豊かな環境。
ウッドデッキは外からの視線を遮るために、道とは反対側に設置しており、リビングの窓を全開にしたままの食事や休憩、ウッドデッキで過ごす時間も、周囲を気にせずに楽しめます。

景色を最大限に取り込み、さらに室内にたくさんの木々を取り入れることで、外と中がゆったりとつながる心地よさもいいですね。

ガラスの欄間から光が降り注ぎ、全部屋を四畳半に統一した住まい

こちらは、HAMADA DESIGNの代表である建築家 濱田猛さんの自邸です。

鉄骨柱で屋根を浮かせて360度のガラスの欄間(らんま)から、家の中に自然光がたっぷりと入る設計です。
リビング・キッチン・浴室など、全部で8つの部屋を四畳半に統一。
それぞれの四畳半の部屋の間には、ウッドデッキとつながる広場と路地を設けて、部屋と部屋との距離を保ち開放感を生み出しています。

すべての部屋が四畳半であることで、まるで小さな街を歩き巡るような設計。各部屋には、広場や路地といった共用スペースがあり、遊び心を感じる非日常な雰囲気を楽しめそうです。

昔ながらの瓦屋根を工夫して、モダンで暮らしやすく

こちらは、宝角建築アトリエの代表である建築家 宝角陽輔さんの自邸です。ショールームとして見学することもできます。

日本建築には欠かせない「瓦」を使いながらも、古さを感じさせないモダンなデザインの外観。
一見、平屋のような外観ですが、実は2階建ての家屋です。
屋根を真っ直ぐにするのではなく、少しふくらみのあるムクリ屋根にすることで、日本の建築物らしさとモダンな雰囲気のどちらも楽しめる外観を実現しています。
内装も和モダンな雰囲気で、縁側が直射日光を遮り、室内へ風が通り、中庭の緑をキッチンやリビングから眺められるゆったりとした空間です。
今後、ご自身が高齢となったときのことを考え、1階に和室と水まわりを設置して、平屋生活ができるように将来のことも考えて設計されています。

1階は親世帯、2階は子世帯に分けて生活をするのにもぴったり。
スタイリッシュな日本家屋なので、世帯を問わず親しまれそうですね。

3つの中庭を配置して、五感で緑を感じる暮らしを

こちらは、NOMA/桑原淳司建築設計事務所の設計者の自邸です。

家の中に緑を取り込み、緑に包まれたような室内にしたいと考えて、100畳の広さの住宅をくり抜くように、約30畳分の広さの中庭を3つ配置。
「木漏れ日の中で生活できたら毎日気持ちいいだろうなあ」という思いから設計されており、家にいながら、森の中を歩いているような感覚や森と一体になったような感覚を味わえます。

自然をたっぷりと感じられる住まいなので、緑の深み、太陽の動き、春夏秋冬の移り変わりなど、ゆっくりとした時間を楽しめそうですね。

自分にマッチする専門家を探してみよう

専門家の自邸を知ることは、その人ならではこだわりポイントがよりわかりやすいく伝わるいい機会です。

どの専門家に依頼しようか迷ったら、ぜひ専門家の自邸を参考にしてみてくださいね。
▼「専門家の自邸を見てみよう」第1弾はこちら
【第1弾】こだわりがギュッと詰まった「専門家の自邸」を見てみよう!

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