「家事動線」という言葉を耳にしたことありますか?
動線の中でも、文字通り家事をする動きにかかわるものです。
今回は、間取り特集の第2回目!
家事動線にもとづいた間取りを集めてみました。
Sachi.Kが担当します。
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▽ 目次 (クリックでスクロールします)
気持ちよく家事をこなせる、動線のよい間取り
同時進行できる、コンパクトな家事動線
キッチンの家事動線を優先的に
掃除もしやすい、回遊できる家事動線
料理や洗濯、掃除など、毎日繰り返される家事はなるべく効率よくテキパキと進めたいですよね。
みなさんは普段、どんなふうに家事をおこなっているでしょうか?
たとえば、キッチンで後片付けをしながら洗濯をすることが多い。
共働きだから週末にまとめて買い物に行く、という人もいるかもしれません。
ライフスタイルはそれぞれなので、家事動線もそれぞれです。
でも共通しているのは「家事動線」を意識した間取りに暮らすと、無駄な動きがなくなり家事の負担がグッと軽くなる、ということ。
動線を整理し、気持ちよく家事がこなせるようになった間取りを、さっそく見てみましょう!
さて、こちらの間取りをご覧ください。キッチンと並行に洗面脱衣室をつなげて、そこに洗濯機を置いています。
洗濯は意外と時間がかかり、2回、3回することもありますよね。
そしてキッチンでは料理だけでなく、洗い物やコンロ掃除、食品の収納など、作業が盛りだくさん。
そこで台所仕事をしながら、洗濯もできる動線を確保して、家事時間を効率化しています。
洗濯機の終了ブザーも聞こえやすいので、うっかり干し忘れた…なんてこともありませんよね。
こちらは、キッチンの家事動線をすっきり整理している間取りです。
玄関からキッチンまで短い動線でアクセスできるので、買い物帰りはとても便利。
野菜や調味料など重い食材を買ってきたとき、部屋を横切ることなく、あっという間にキッチンにしまうことができます。
また生ごみが出る場所なので、ごみ捨てに行きやすい、というのもポイントかもしれませんね。
キッチン本体も、下ごしらえから調理に盛りつけと、動線に沿ってカウンターをつくっています。
こちらは縦長の部屋に、家事動線を考えて水まわりをレイアウト。
キッチン、洗面台、洗濯機(脱衣室)、バスルームを一直線に集約し、シンプルな動線を実現しています。
スペースを仕切らず回遊性をもたせているので、掃除や洗濯物を干すのもスムーズ。
時間も体力も、少ない負担で済みますね。
長時間、立っていることの多いキッチンスペースは、シンクやコンロ、冷蔵庫に加え、家電機器や食器棚などを、コンパクトな距離感でまとめています。