2016/05/14更新1like5620view

著者:m_sa

書斎はどこにでも造れちゃう!!~身近な場所に私の書斎~

どこの家の中にもあるような余白空間。それは廊下や階段などの動線上の一端であったり、収納や家具など、何かの隙間や機能に集約される一部であったり、日常的に身近なところにひっそりと佇んでいます。
この潜在性の高い空間を暮らしにフィットするプライベートな空間へ仕立ててみませんか?
フットワークの軽い、フィット感に飛んだ、まさにオリジナルな快適な空間となるでしょう。
そんな身近な書斎をいくつかご紹介いたします。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

本棚の片隅に

住宅の2階へと上がり、全体を見渡せる大きな一つの空間の中に、ひっそりと書斎はあります。多くの書物を収納するために壁面収納が設けられ、その棚板を一枚、窓際へと延長することで小さな机が設けられています。その抑えた表現力は、図書館のように「静」を重んじる上品な空間となています。
塔本研作「福岡・X」
空間全体の仕上げ素材の統一で、さらに落ち着いた雰囲気を与えています。
塔本研作「福岡・X」

同一空間ならではの

もし、自らが一番多くを過ごす空間がキッチンであるのなら、そこに小さな書斎があるならば暮らしはもっと快適なものになるでしょう。
たとえば、家事仕事をメインで行う人にとっては、いわば家全体が書斎のようであるべきです。いたるところに必要なアクティビティスペースや収納家具、それをとりまとめる動線計画が施されていれば、住宅全体は無駄のないミニマムで合理的な空間になります。
細川範規「『道後のコートハウス』共に成長し、共に時を刻む住まい」
キッチン動線の延長線上に小さなワークスペースを並列しています。窓越しに中庭を望む小さなデスクに、収納棚、有用性のあるまとまった空間を併せ持つ使い勝手の良い空間です。通常雑多な空間になりがちなワークスペースであるにも関わらず、そこがデザインとしての品位が損なわれていないのはなぜでしょう。
それは、大空間に中庭を挿入するなど空間に凹凸をつけたり、また採光や室内色調に気を配り、随所に特徴的な印象を残さない柔らかい印象を与える工夫があるからでしょう。
細川範規「『道後のコートハウス』共に成長し、共に時を刻む住まい」
左奥がワークスペース。大きな一つの空間でありながらも場の定義が絶妙です。
細川範規「『道後のコートハウス』共に成長し、共に時を刻む住まい」

窓辺に

目の前には、大きな開口から広がる素敵な眺望があります。昼夜問わず、この景色とともに勉強や仕事が楽しめる空間です。
またここは、ダイニングキッチンとリビングを併せ持つ、大きなワンルーム空間の一端でもあり、家族の賑やかな語らいに寄り添いながらも、この書斎を必要とする家族それぞれの要望を十分実行できる可変性の高い場所でもあるのです。
あるときは、家事ワークや読書の場、夜景を見ながらの落ち着いた夫婦の語らいの場であったり、またあるときにはお子さんのお絵描きや宿題の場であったりと、家族のニーズが集約される場所となるでしょう。
キッチンダイニングから書斎へは、とてもスムーズに行き来できます。
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