注意したい、住まいとお金のこと

この記事を書いた人

SUVACO・リノベりすのアドバイザーをしています。
建築家とつくる家のプロデュース会社で営業として働いたのち、
リノベーション会社で接客やワンストップの仕事を経験しました。
『大好きな建築と、人をつなぐ仕事がしたい』という思いで、活動しています。
家づくりのよろず相談窓口にしていただければ嬉しいです！

SUVACO・リノベりすのアドバイザー、加藤サナです。愛知県出身、趣味は旅行、ダイビング、漫画。建築大好きな建材マニアです。今日は、住まいづくりに欠かせないお金まわりのお話。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

ご相談が多いのは、やはり予算のこと

親から譲り受けるときも・・・意外な落とし穴！

住まいのお金について情報収集するには、こんな方法も。

ご相談が多いのは、やはり予算のこと

「この予算で、どのくらいのことができますか？」
「やりたい事をやったらいくらかかりますか？」
「こういうときの平均的な金額ってどのくらいでしょうか・・・？」

これらは、ご相談を頂くときに、とっても多いご質問です。家づくりのお金の部分は判断が最も難しく、クリアにならないとなかなか前に進めない大切なポイントです。

住宅ローンを利用する予定の方は、「いくら借りられるのか」　「月々の支払いはいくらなのか」　のようなことは銀行のサイトのローンシミュレーション等でご自身で確認することができます。

しかし、そこから先、「どんなローンを組んだらいいのか」「どこの銀行がいいのか」「金利の返済方式は？」など細かい選択肢がいろいろと出てきて悩んでしまいます。これに関しては、その方の日常の生活スタイルやお勤め先、ご性格（！）によっておすすめのものが違います。

ちなみに私はいろいろと検討するとフラット３５などを使いそう。もう一人のアドバイザー竹村は大手銀行の固定金利なんてよさそうだと勝手に私は思っています。黒木は、変動金利を選びそうです。
このように、その方により向いているローンや銀行、金利が異なると考えています。最終的にはご自身で選ぶところなので、あくまでも客観的なアドバイス程度ですが・・・

お金まわりの話って、案外相談先がありません。
経験者の知り合いがいても、具体的なことは相談しにくかったりします・・・

そういったことも、第三者のアドバイザーになら相談しやすいと個人的には思っています。実は昨年、2級ファイナンシャルプランナーとAFPの資格をとりました。ファイナンシャルプランナーのできる業務は一般的なアドバイスまでと限られているので、具体的な税のお話や処理は、税理士さんや司法書士さんとしていただく必要がありますが、新築やリフォームの費用だけでなく、幅広くお金のこともアドバイスが可能です。

親から譲り受けるときも・・・意外な落とし穴！

ここで住まいづくりにかかわるお金で、具体的な意外な落とし穴をご紹介します。
例えば『妻の親の土地に建っている、親名義の建物を２世帯にします！夫がリフォーム金額をローンで組みたいのですが・・・』というご相談。

一見、そんなに問題がなくむしろ親孝行な娘夫婦だな～と思ってしまいがちですが、ここで注意が必要です！「親名義の建物」に、「夫がローンを組む」とき、この夫のローン金額が妻の親への贈与として、贈与税がかかってきてしまうのです。名義とローンを組む人が違うときには、注意が必要です。

妻に兄弟がいる場合などは、さらに複雑になります。将来の相続のことも考えて、進めていかなければなりません。これは一例ですが、「知らなかった・・・」で後悔しないようにしておきたいですね。

ふたつの家族と中庭の家

住まいのお金について情報収集するには、こんな方法も。

ちなみに、SUVACOサイトのQ&Aでもお金まわりのよくある質問を見ることができます。
同じ質問に、色々な専門家さんが答えてくれている「Y●h●o! 知恵袋」方式なので、専門家さんによって答えが少しずつ違うのも面白いです。

じつはこのQ&A、すべての質問に私たちSUVACOアドバイザーからの回答もついています。
たくさんの質問、答えるのすごく大変だったので・・・お金のところ以外も、ぜひご覧になってくださいね。

お金(資金・ローン・補助金)のQ&A一覧