同じフロア内で床の高さを変えるスキップフロアは、空間に広がりを感じさせたり、部屋に立体感を持たせることでインテリアもメリハリがついたりと様々な効果があります。さらにアイディア次第ではデッドスペースになりがちな段差の隙間さえ、上手に利用することができるんです。思わずお手本にしたくなるような素敵なスキップフロアの事例を見てみましょう。
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明確な境界線
狭小住宅でも活躍
階段下に作られた窓と机
段差を本棚として活用
大容量の床下収納
子供の遊び場
落ち着き感が生まれる
明確な境界線
1つのフロアを平面で構成すると隣り合った部屋同士の境界線が曖昧になってしまいますが、スキップフロアにすることでリビングとダイニングといったように空間をきっちり分けることができます。
狭小住宅でも活躍
住居スペースをなるべく広く取るための工夫が必要になってくる狭小住宅でもスキップフロアが役立ちます。フロアを階段状に連続させることで、廊下などの余分なスペースを使うことなく別の部屋へ移動できるのです。
階段下に作られた窓と机
ある程度段差が大きく出るスキップフロアなら、事例のように踊り場の下に小さなワークスペースを設けることができます。さらに注目すべきなのが、階段下にある障子の小窓です。
スキップフロアの下の小窓を開けると、一階の親世帯を覗くことができる造りになっています。コミュニケーションが取りやすくなる楽しい仕掛けですね。
段差を本棚として活用
スキップフロアを介して隣り合った部屋の段差を、本棚として活用することもできます。これなら余分な家具を買い足す必要もなく、たくさんの本をすっきりと収納できます。
大容量の床下収納
スキップフロアのリビング下が床下収納になっています。これだけの大きさの収納を別個に設けるとなるとかなりのスペースを要しますが、リビングの下に造ることで主室の面積を削ることなく、物を片付けられるようになります。
子供の遊び場
スキップフロアは小上がりと呼ばれることもあります。リビングの一角を畳張りのスペースにすることで、子供たちが床に座って遊んだり、大人も腰が下ろしやすい憩いの場に変身です。
落ち着き感が生まれる
ダイニングは吹き抜けで開放感を演出し、リビングは一段下げて落ち着きを感じられる空間にするという事例です。低い場所の方が落ち着きを感じやすく、部屋に境界線をつけることで一層居心地が良くなります。