部屋の形は長方形か正方形。壁は地面に垂直で直線。
同じ敷地であれば面積を広く取れるので、それが常識となっています。
しかし、ちょっと考え方を変えて壁をR(アール)にしてみると、包み込まれるように感じたり、まっすぐな壁にはない広がりが感じられたりと様々な変化が感じられます。
今回は、「まっすぐ」の常識にとらわれない『R(アール)壁』のある家を集めてみました。
SUVACOが専門家をご提案
家づくり・リノベーションはどこに頼むのがいい?SUVACOがご要望に合ったプロを提案します。
> 詳しく見る
▽ 目次 (クリックでスクロールします)
うつろう光とR曲線がふれ合う
R壁の向こう 秘密のW.I.C
雑木林に浮かぶR壁の住まい
バージョンアップしてゆく 編集しながらの住まい
大好きな場所 R型キッチン
コーナーをRで仕切ってみる。
各部屋をRでつなぐ。
包まれるような気持ちになるR。
遊び心を感じさせられるR壁。
うつろう光とR曲線がふれ合う
キーワードは『やわらかな光につつまれた空間』。
梁も壁も開口にもR曲線がいっぱい!時間と共にうつろう光と曲線がふれ合うことで独特な陰影をつくりだし、アーチ型の開口を抜けると非日常空間のよう。
R壁の向こう 秘密のW.I.C
「自分たちの好きな素材やデザインに囲まれた家で暮らしたい」と中古マンションを購入してリノベーション。
飽きのこない好きな素材をふんだんに採用。W.I.Cは、R壁に印象的なタイルで仕上げました。通気性を考えて扉をつけていませんが、玄関からは見えない角度に入り口があるのでお客様には来客時でも安心です。
雑木林に浮かぶR壁の住まい
子育てが終わった夫婦の終の住処。
外観は、R壁とまっすぐな壁でできた船の先のような雑木林に浮かぶシャープでユニークなデザイン。シャープで突き出した先の窓からの光が室内全体へ行きわたります。雑木林で囲まれて、光と風がとおる心地のよい空間です。
バージョンアップしてゆく 編集しながらの住まい
コンセプトである「編集しながら暮らす」を体現した計画。
基本構成に、通り土間や天井ルーバー、木の仕切り壁を採用。Rにかき込んだ壁は見ごたえあり。住み手が住まいに手を加えながら暮らしを豊かにします。
大好きな場所 R型キッチン
マスターベッドルームとサニタリー以外は、仕切りのない広いワンルーム。
どこにいても同じように音楽を楽しみたいという要望のなかで生活の中心は迫力の流線形のキッチン。対面カウンターのR壁は、キッチンツールがかけられたり色々な工夫があります。
コーナーをRで仕切ってみる。
書斎コーナーをR壁で仕切った事例。
四角く区切ったときと比べて圧迫感もなく、優しい雰囲気になっています。
弧を描く壁は、お部屋のアクセントにもなっています。
真っ白な塗り壁に、鮮やかなインテリア小物が映えますね。
各部屋をRでつなぐ。
曲面の壁が構造に関係なく、居心地の良い場所で立ち上がっているような空間。
真っ白な壁に自然光の陰影が美しい。ナチュラルな素材のフローリングにもぴったりあっています。
こちらはR壁を他用した住宅。
外から内側に向かって弧を描く窓ガラスが、庭を取り込んで広がりを感じさせます。
R壁の仕切りは圧迫感がなく、部屋と部屋とが自然に繋がります。
包まれるような気持ちになるR。
2階の天井から1階床まで続くアールの壁が印象的な住宅。
夜は間接照明の灯りが、日中は吹抜け最上部の窓からの太陽光が、漆喰の壁に美しく反射します。
住宅密集地などでの採光の確保や、斜線制限にも対応できる形です。
遊び心を感じさせられるR壁。
R壁の中は何だろう・・・と興味をそそられます。
Rの周囲のフットライトがかわいらしいですね。
いかがでしたか。
一口にR壁と言ってもスタイリッシュなものから寛げる雰囲気のものまで、一つ一つ印象が異なりますね。
個性的なお部屋を作りたい、変化をつけたいときなどに、ぜひ取り入れてみてください。
SUVACOとは?
SUVACOは、自分の価値観と合うリノベーション・注文住宅の依頼先に出会えるサービスです。
また、SUVACOアドバイザーがあなたのご要望をお聞きして、ぴったりの専門家を提案するサービスもあります。
専門家を紹介するだけではなく、おつなぎした後もご相談に乗るなど、完成までサポートいたします。ぜひご利用ください。