2017/06/15更新1like3422view

著者:ムトウユカリ

曲線を取り入れた素敵な空間。オリジナリティは線でつくる

曲線を用いた素敵な住宅。憧れはあるけれども、実際取り入れるとなると家具が置きにくく不便そうなイメージ…。しかし上手に取り入れることで、デッドゾーンを作らずにオシャレな空間をつくることができます。それでは、曲線を素敵に取り入れた事例を見てみましょう。

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柔らかい印象を与える

下がり天井の角の部分を曲線にし、柱を円柱にしています。曲線と木材の柔らかい色味が相まって、優しい印象を与えてくれます。柱も丸みを帯びているので、万が一衝突してしまっても角がない分、安全です。
照井康穂「『うららかな家』清潔感・暖かみ・凛とした空気感をもつ住まい」

アプローチ部分からのこだわり

逆さ船の形状で造られている別荘の玄関アプローチ。支え柱は重厚な鉄骨ですが、曲線にすることでデザイン性のあるユニークな空間になっています。
教会の尖塔アーチのような造りの室内は、陶器の展示ギャラリーに。棚は曲線に合わせて造り付けにすることで、デッドスペースが生まれることがありません。また梁に使用した集成材を白色塗装し、壁面を明るい色にすることで軽やかな印象に。

別荘だからこそ思い切ったデザインで造形美を楽しむ。アトリエを兼ねているので、自身の感性を刺激するデザインにするのも納得です。

曲線で閉塞感をなくす

リビングにつながる階段、シンプルな白の壁面も曲線を用いることで、変化が生まれます。曲線を取り入れることで、壁に囲われていても閉塞感が出ないのがポイントです。

洗練されたシンプルなリビング

不要な物は持たない、というミニマリストが増えています。物を置かない分、空間もシンプルになり、結果居住空間が広くなります。

曲線が美しく映えるのも、シンプルに徹したおかげ。曲線がもたらす優しい雰囲気で、殺風景な印象にもなりません。建物の美しさを引き立たせるワザですね。
リクラス「SKK オフを楽しむ家」

曲線を取り入れてモダンな和室に

和室をリフォームした事例。間仕切り壁や欄間、床の間に取り入れたアーチが連続して見える美しいデザインです。曲線と障子や畳の直線を上手く組み合わせることで、オシャレでモダンな和室になりました。

間仕切り代わりのR壁

リビングとベッドルームの仕切りにR壁を採用し、ベッドルームへの視線を遮るとともに、部屋のアクセントにもなっています。また壁上部が開いているので、プライバシーは保たれながらも開放感が得られます。
リビングから見た様子。右のR壁奥がベッドルーム。壁と同じ白で統一されているので、一体感がありますね。空間に曲線を取り入れることで、シンプルながらもデザイン性のあるリビングになっています。
シンプルな空間でも曲線を取り入れるだけで、変化のある面白い空間になることも…ぜひ空間に曲線を取り入れてみてはいかがでしょうか。
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