開放感があってオシャレ度も高いオープンキッチンは、人気もNo,1です。しかし、リビングと一体になっている分、料理中の汚れが目立ちやすいなどのデメリットもあり、実際に使ってみると不便な部分が出てくる時があります。そんなデメリットを発生させないためにも、実用的なオープンキッチンを作るポイントを知って快適なキッチンライフを送りましょう。
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▽ 目次 (クリックでスクロールします)
1.掃除のしやすい素材を選ぶ
2.立ち上がりをつけて手元を隠す
3.油跳ねを防ぐパーテーション
4.レンジフードで臭いと煙対策
5.レイアウトに工夫
6.視線の誘導を上手く使う
7.見せる収納と隠す収納を使い分ける
1.掃除のしやすい素材を選ぶ
オープンキッチンはリビングと同じ空間なので、独立型キッチンよりも小まめな掃除が求められます。特に掃除がしやすいと言われている素材はステンレスや人工大理石で、フラットなカウンターは汚れが溜まりにくい特徴があります。
2.立ち上がりをつけて手元を隠す
手元が丸見えになってしまうオープンキッチンには、カウンター前に立ち上がりをつけることで視線を遮ることができます。立ち上がりは高い分だけ手元は隠れますが開放感は薄れるので、好みに合わせて調整しましょう。
3.油跳ねを防ぐパーテーション
コンロの周りは料理中の油やソースが跳ねてリビングの床が汚れがちですが、パーテーションをつけることで飛散を防ぐことができます。ガラスのパーテーションならオープンキッチンの特色である開放感を損なうこともありません。
4.レンジフードで臭いと煙対策
調理中の煙には臭いの他に油分が含まれているので、煙が広がるとリビングの天井まで汚れてしまいます。それを防ぐためには性能の良いレンジフードが必至。こちらもコンロ周りだけ壁で囲ったりパーテーションをつけることで、煙の拡散を防いで吸引力が上がります。
5.レイアウトに工夫
リビングの汚れ防止として、コンロを壁際にして、シンクをリビング側に分けてレイアウトするのもおすすめです。Ⅱ型キッチンは広めのスペースが必要にはなりますが、シンク側がフルオープンになるので見通しのよい景色を楽しむことができます。
6.視線の誘導を上手く使う
来客時は作業中のごちゃごちゃに目が行かないよう、他の場所に視線を誘導するのも1つの方法です。こちらの事例のように雑貨や観葉植物を上手く飾ることで、カウンター上が散らかってもあまり目立ちません。
7.見せる収納と隠す収納を使い分ける
オープン棚でカフェのようにおしゃれな収納をしたくてオープンキッチンを選ぶ人も少なくありません。開放的なキッチンは壁が少ない分、収納が少なくなってしまう傾向があるので、ハンギング収納やオープンシェルフを実用的に使いこなすことも大切です。
見せる収納を活かすためには、隠す収納の充実も必要です。シンク下はリビングからは見えないので、隠したい場所としてぴったり。収納扉をつけずにごみ箱置き場として活用するなら、洗って切って出たごみをそのまま下に、というようにスムーズなアクションが便利です。