インテリアのテイストとして、人気の高いカフェスタイル。おしゃれなだけでなく、動線計画や収納の工夫などカフェにある機能を取り入れることで、より暮らしやすい住まいにすることができるのが魅力です。
そこで今回は参考にしたくなる、ハイセンスな最新カフェスタイルの実例を集めてみました。
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落ち着きのある「シンプル×アンティーク」
和やかな雰囲気が心地よい「モダン×ナチュラル」
ハンサムな「インダストリアル×ヴィンテージ」
上品にアソビを楽しむ「和×モダン」
落ち着きのある「シンプル×アンティーク」
穏やかな色調のナチュラルな空間に、落ち着いたアンティーク調の家具をレイアウトしたカフェ風空間。アクセントに観葉植物やドライフラワーを使い、シンプルにコーディネートしています。
カフェスタイルというと対面式のキッチンが定番化しつつありますが、こちらは壁付けキッチンを採用。ダイニングとの間仕切りに腰壁を設け、ほんのりと個室感をキッチンに持たせているのも特徴。
3方向を壁に囲まれたキッチンですが、小窓を多くつくることでしっかりと採光が確保されているため、心地よく作業を楽しめそうです。
アンティークな雰囲気のある窓枠が、キッチンのインテリア性を高めているのも素敵ですね。
和やかな雰囲気が心地よい「モダン×ナチュラル」
日本家屋をリノベーションした、開放感のある住まいです。
元日本家屋ならではの梁や柱も白く塗ることで、明るく都会的な印象に生まれ変わっています。シンプルなコーディネートですが、個性的な照明と両面時計が空間のスパイスになっています。
また、廊下とLDKの間に壁を設けず、玄関からLDKをひと部屋のように繋げた回遊性のある間取りは、カフェのような開けた雰囲気。
ダイニングを中心に、オープンなキッチンや廊下沿いにつくられたスタディーカウンターがあるため、家族それぞれが別々のことをしている時でも自然とコミュニケーションをとることができます。
廊下につくられた間仕切り壁の黒枠窓も、カフェスタイルを演出する立役者のひとつでしょう。
ちなみに、間仕切り壁の奥は洗面スペース。
こちらも木製カウンターやスカイブルーのクロスで爽やかにコーディネートされていて、カフェのようなホスピタリティーが感じられます。
ハンサムな「インダストリアル×ヴィンテージ」
カフェスタイル人気が高まるなかで、「カフェスタイル×〇〇」といったように、別要素を付随させた新しいテイストも多く生まれています。
こちらは、カフェスタイル×倉庫というユニークなコラボレーションを見せてくれる、「倉庫をリノベーションしたような住まい」がテーマの新築実例。
無骨な天井やスケルトン階段、広々とした空間の中央にレイアウトされたステンレスキッチンなど、男前な印象が際立ちます。
活動的で開けた倉庫の雰囲気の1階とは違い、2階は落ち着いた雰囲気。ヴィンテージ感が漂う、上質なくつろぎ空間が広がっています。
上品にアソビを楽しむ「和×モダン」
周囲は駐車場の旗竿地という条件から、プライバシー確保のため敷地内に「路地空間」がある住まい。
路地空間とLDKは大きなガラスで仕切られているため、室内外の境界があいまいになります。そのため、外部からの視線は遮りながらも、室内の明るさや開放感も同時に確保できるという絶妙な設計。
路地空間のある特徴的な景色と、モダンな木製家具をコーディネートしたシンプルなインテリアは、上品な「和」の心を感じさせるカフェスタイルをつくり出します。
カフェスタイルは、カフェのようなインテリア、カフェのような機能性や動線美、そしてカフェにいるようなくつろぎをどのように演出するかという、大きな3つの要素を押さえることでつくり出せます。
他のテイストとの組み合わせやすさも抜群なので、ぜひ今回ご紹介した実例を参考にしてみてください。