都心部では3階4階建の住まいも珍しくありません。高齢化社会である日本で安心・快適に暮らしていくためのインフラとして、ホームエレベーターを設置するご家庭も増えてきました。ホームエレベーターを導入した、戸建住宅事例をご紹介します。
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ホームエレベーターを導入するメリット
ホームエレベーター設置時は採光も考慮
ホームエレベーターを導入するメリット
今まで自由に階段で行き来できたのに、高齢になる階段の上り下りが億劫になり、日当たりの悪い1階で暮らすことを余儀なくされる…そんなの嫌ですよね。
ホームエレベーターがあれば、日当たりのよい上階への移動が気兼ねなくでき、階段での転倒事故をなくすこともできます。
高齢者でなくとも、箱買いした重いドリンクを上階にあるキッチンへ運んだり…スーツケースを自室に運んだり…そんな時、ホームエレベーターがあればラクに移動できます。
エレベーターの設置というと、マンションやオフィスにあるような無機質なデザインを思い浮かべがちですが、住まいの雰囲気にあったデザインにすることは可能です。
子供部屋のある3階のエレベーター扉は、階段の手すりと同じトーンのビビットカラーに。それぞれの雰囲気にあった内装を施すことができるので、違和感なく住空間に馴染みます。
ビルトインガレージのある住まいに設置されたエレベーター。
ガレージからエレベーターのある廊下に直結しているので、トランクから重い荷物を持って、そのままエレベーターに乗ってしまえばラクに上階へ移動できます。車椅子でガレージに降りてきて乗車する時でも動線がよく、これなら外出もストレスになりません。
ホームエレベーター設置時は採光も考慮
エレベーターホールが暗くならないよう採光性を考え、部屋のドアや欄間部分は光を通す素材が使われています。車椅子での使用を考えて、大きな引き戸が採用されているのも快適に利用できるポイントです。
ガラス張りのシースルーエレベーターも光を遮らず、見通しもよくなるので広くて明るい印象を与えることができます。モダンなデザインの住まいには相性のよいエレベーターです。
こちらもガラス張りのエレベーター。
レンガがあしらわれた壁にビビットグリーンの枠がおしゃれ。
設置するメリットたくさんのホームエレベーターですが、安全に使用するにはメンテナンスが不可欠。
エレベーターの所有者は建築基準法により、「設置した設備を常時適法な状態に維持するように努めなければならない」とされています。
各メーカーがメンテナンスサポートをしているので、維持管理のしくみや部品交換の費用などのランニングコストについて、設置前によく相談・確認をしておくことをおすすめします。