利便性を優先して都心で暮らす場合、住まいに広さを求められないケースが増えています。しかし、狭小住宅だからといって快適性を諦める必要はありません。今回は、快適でおしゃれな狭小住宅づくりのポイントをご紹介します。
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狭小住宅で暮らすメリット
段差を利用して空間に奥行きを
採光対策として中庭をつくる
できるだけオープンな空間づくりを
家事動線を意識して配置する
音楽やホームシアターが楽しめる地下室にも注目
奥の部屋まで明るくする室内窓
狭小住宅で暮らすメリット
広いほど快適に暮らせると思われがちですが、コンパクトな空間でも快適な暮らしを実現させることはできます。
居心地のよい空間づくりのポイントになるのが、「使いやすさ」と「厳選」。
狭小住宅には以下のようにメリットもたくさんあります。
●家事動線が短く、掃除が楽になる
●コンパクトな空間のため、断捨離しやすくモノを厳選できる
●家族の気配を感じながら生活できる
●費用が抑えられる
●インテリアを統一しやすい
段差を利用して空間に奥行きを
狭小住宅でよく見られるのが、スキップフロアなどの住まいに段差を取り入れて、奥行きを出すアイデア。
段差部分を腰掛けスペースとして使ったり、収納をつくったりと使い道も広がります。
高低差を活用すれば、空間に広がりが出るだけでなく、表情豊かでおしゃれな雰囲気を演出できます。
採光対策として中庭をつくる
狭小な土地では日当たりがネックとなることも。その対策として、中庭をつくるアイデアも検討してみてはいかがでしょうか。
中庭をつくることで、住む人のプライバシーを確保しながら、採光と通風に配慮した心地良い住宅が実現します。
また、小さくてもグリーンを楽しむなど、屋外の開放感を楽しめるのも魅力です。
できるだけオープンな空間づくりを
狭小住宅は、できるだけ空間を仕切らないオープンな空間づくりが快適に暮らすポイント。
仕切る必要がある場合は、カーテンやパーテーション、間仕切り家具などを使うとよいでしょう。
家事動線を意識して配置する
コンパクトな空間を使いやすくするなら、効率のよい家事動線を考えましょう。
たとえばキッチンなら、ダイニングテーブルとつなげて横並びに。こうすることで、調理から片づけまでがスムーズです。
音楽やホームシアターが楽しめる地下室にも注目
狭小住宅で部屋数を増やすなら、地下室をつくることも有効です。
防音対策を施せば、楽器演奏をする方や、ホームシアターをつくりたい方にもおすすめ。趣味を思い切り楽しめる、秘密基地のような空間が実現するでしょう。
奥の部屋まで明るくする室内窓
狭小住宅で奥の部屋まで光を届けるなら、室内窓を取り入れてみては。
窓のない壁で囲われた部屋も、室内窓があることで圧迫感を軽減でき、心地よい空間づくりが叶います。
狭小住宅でも、工夫次第で快適でおしゃれな家をつくることは可能です。ミニマルライフに注目が集まるなか、狭いからこそ味わえる心地よい暮らしは、これからますます人気が高まるのではないでしょうか。ぜひ、参考にしてみてください。
*紹介したすべての事例が狭小住宅ではありません