2018/07/14更新1like1577view

著者:ゼロリノベ

それって本当に必要?実例から学ぶ、物件費用を抑える3つの視点

シェア ツイート

この記事を書いた人

お客様と一緒にどんな物件にするか話していると、最初の頃は、予算を決めて、おっかなびっくり大丈夫かどうか、着実にちょっとずつ進みます。しかし物件を見ることに慣れてくると、どんどんイメージが湧いてきて楽しくなってしまい、あれもこれもと物件に求めるものが多くなってしまいがちです。その中でも、リビングの広さを決めるときに実際にあったお話をご紹介します。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

その広さ本当に必要?

その最新設備、本当に必要?

その宅配ポスト、本当に必要?

その広さ本当に必要?

物件を探す際に、
「新しい家にしたら、ホームパーティーをしたいからもうちょっと広くしたい」
というご要望がありました。

そこで、いま現在、1年に何度パーティーをしているかをお尋ねすると、まだパーティーはやったことがないというお話でした。

それならばおそらく、パーティーはどこかの会場を借りて行ったほうがよいでしょう。
そんな理由で広くしたくなるの?と思ってしまいますが、一生に一度の買い物と考えると「悔い」を残したくないという気持ちもとてもよくわかります。

自分が浪費しちゃうタイプかな…と思ったなら、ストップをかけてくれるような住宅会社に相談するとよいでしょう。

その最新設備、本当に必要?

皆さんはディスポーザーという電化製品をご存知でしょうか?生ゴミをシンクへ流すと、粉砕してトイレなどと同じように下水へと送ってくれる便利な製品です。キッチンに立つ方からすると、とても便利なのではないでしょうか?

「新築のマンションにはディスポーザーが標準でついていて、毎日ゴミ出ししなくて楽だし、新築マンションってやっぱりいいなって思っちゃうんです。」

そんなお客様もいらっしゃいます。毎日のことだからこそ、お気持ちもとてもわかります。

ディスポーザー以外にも、全て最新の設備が用意されているので、新築マンションはとても魅力的です。

ただ、新築マンションは10年経つと、当然最新ではなくなります。今まで使ってきた携帯電話を思い出していただけると、わかりやすいかもしれません。

最新の設備や広告費、営業マンのコミッションなどが含まれるため、同じ広さ、同じ立地でも中古マンションと比べると倍の値段になることもあります。

ちょっとラクしたい、最新の設備を使いこなしたい。

この欲求を満たすために、高級外車1台分を使ってしまうのはちょっと考えてみる余地があるんじゃないかと思います。

子供の教育、老後を安心して迎えるための貯蓄など、長期的に自分達を幸せにしてくれる使い方を検討してみてはいかがでしょうか?

その宅配ポスト、本当に必要?

リノベーションをする中古物件を探しているお客様とのお話の中に、「宅配ポストがあると便利だから、そういう物件を探している」というものがありました。

夫婦共働きで、日中家に誰もいないことを考えると、基本的に再配達になり二度手間となるし、宅配ポストがあれば気にすることもなくなり便利だと思います。通販でのお買い物が多い方なら特に気になるポイントです。

ただ、宅配ポストが設置されている中古物件は数がかなり限られますし、値段も上がりがちです。

それなら、コンビニ受け取りというサービスがあるので、近くにコンビニがある物件にすれば、宅配ポストと同じような効果を得られます。

ここで浮いた分のお金は、ドアノブや壁の素材へのこだわり、資産性のあるヴィンテージ家具を入れるなど、住環境自体に使うことが可能です。
便利は、もしかしたらお金を積まなくても、手に入るかもしれません。夫婦の理想のライフスタイルのために、一緒に考えてくれる住宅会社に相談してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

SUVACOは、自分らしい家づくり・リノベーションをしたいユーザーとそれを叶えるプロ(専門家)とが出会うプラットフォームです。

家づくりについて学ぶ

「自分らしい家づくり」に大切な、正しい家づくりの知識が身につくHowTo コンテンツ集です。

専門家を無料でご提案

家づくり・リノベーションはどこに頼むのがいい?SUVACOの専任アドバイザーが全国1,000社以上からご希望に合うプロをご提案します。

住宅事例をみる

リノベーション・注文住宅の事例を見たい方はこちら

家づくりの依頼先を探す

リノベーション会社や建築家、工務店など家づくりの専門家を探したい方はこちら

同じテーマの記事

同じテーマのQ&A

住まいの記事 カテゴリー一覧

専門家探しも、家づくりのお悩みも
SUVACOのアドバイザーに相談してみよう

専門家紹介サービスを見る

上へ