狭い土地に造られる狭小住宅は、狭さをカバーするための様々な工夫が詰め込まれています。例えば効率的な間取りのデザインや採光の仕方など、工夫が求められる部分はたくさんありますが、今回はその中でも「家を広く見せるコツ」を7つの素敵な狭小住宅事例から学んでみましょう。
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▽ 目次 (クリックでスクロールします)
1.背の高い家具を置かない
2.床面を見せる
3.明るい色を基調にする
4.視線に抜け道を作る
5.縦に開放感を演出する
6.ガラスを効果的に使う
7.屋外スペースを取り入れる
1.背の高い家具を置かない
背の高い家具はどうしても部屋に圧迫感を与えてしまいます。そのため天井までの壁面収納や大きな本棚などは置かないようにして、背の低い家具でまとめることで部屋を広く見せることができます。
2.床面を見せる
床面が多く見えていた方が部屋は広く感じるので、大きな家具を置く場合は脚付きデザインのものを選ぶのがおすすめです。脚付きの家具なら置いても床が見えるため、視覚的な狭さが緩和できます。
3.明るい色を基調にする
白やベージュなどの明るい色は膨張色と呼ばれ、インテリアに使用すると部屋を広く見せる効果があります。逆に黒や青などの暗い色は収縮色なので、狭い部屋で使う時は注意が必要です。
4.視線に抜け道を作る
狭い空間に壁がそびえ立っていると閉鎖感がありますが、天井と繋げないデザインの間仕切り壁にしたり室内窓を使うことで視線に抜け道が生まれ、狭い空間でも広がりを感じるようになります。
5.縦に開放感を演出する
横の面積を広げることができない時は、縦に空間を広げましょう。吹き抜けを作ったり天井にトップライトを設けることで高さが強調され、開放感を演出できます。
6.ガラスを効果的に使う
扉や壁にガラスを使うことで隣りの部屋の景色が見えるようになり、実際は細かく仕切られている部屋でも広がりが生まれます。間取りによっては窓のない部屋にも陽射しが注ぐようになって一石二鳥です。
7.屋外スペースを取り入れる
庭やテラスをリビングと一続きに配置することで、部屋を広く見せることもできます。建ぺい率の制限などでリビングを拡げることは出来ないけれど、テラスを造るスペースが残されているという場合などに効果的です。このスタイルはアウトドアリビングと呼ばれ、最近特に人気があります。
このように狭小住宅には家を広く見せるコツがたくさん詰め込まれています。
狭小住宅以外でも使えるアイディアばかりなので、ぜひ参考にしてみて下さいね。