昔ながらの日本家屋では良く見られる障子。和の趣ある雰囲気を作り出すだけでなく、窓から差し込む強い日差しを和らげたり、断熱効果があったりと機能面でも優れています。現在では使い方やデザインも様々で、伝統的でありながら新しい雰囲気も感じさせます。今回は、そんな"障子"を取り入れたおしゃれな空間をピックアップ。障子の魅力を再認識できますよ。
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日差しを優しく中和する
緩やかに部屋と廊下を仕切るドア
大きな吹き抜けを仕切る
目隠し用の障子
クローゼットの開口部に
新しいデザイン
個室の壁代わりに
日差しを優しく中和する
リビングダイニングとデッキを繋ぐ大きな開口部に設けられた障子。障子紙を通すと強い外光が和らぎ、部屋全体を穏やかに照らします。リビングダイニングが優しく心地よい雰囲気になりますよね。リラックスして過ごしたい週末住宅にも最適です。
緩やかに部屋と廊下を仕切るドア
こちらはドアが障子になっています。きちんと閉まっていても部屋で家族が話しをしたり、動いたりしているとその様子を廊下からも感じ取ることができます。室内の明かりがぼんやりと廊下を照らしていれば、子供が廊下にひとりで出ても怖くありませんね。
大きな吹き抜けを仕切る
1階の広間と2階の寝室は吹き抜けでつながっています。普段の生活では開放的な吹き抜けのままにしておき、来客の際には障子を閉じてプライベートな空間を隠しておくことができます。すべてを仕切っていても障子は圧迫感がありません。
目隠し用の障子
和風の部屋にある雪見障子は、周囲の建物を障子で隠しつつ、窓から見える景色を楽しむことができます。また、小さな子供やペットがいる家などでは、障子を破られずに済みそうですよね。
クローゼットの開口部に
クローゼットの開口部に用いられた障子は温かみが感じられます。湿気が溜まりやすいクローゼットは、適度な温度や湿度を保つ必要があります。障子は通気性にも優れているため、その点でもメリットがありそうです。
新しいデザイン
中庭に向けて広く開口部を取り、その開口部に障子の目隠しを。障子のデザインがモダンで印象的です。障子は外部の音を軽減する効果もあるので、視覚的だけではなく静かな空間を感じられます。
個室の壁代わりに
仕切りの障子をすべて閉めると個室になる和室。
和室の上に低く吊り下げられた軒のような天井は、障子で仕切った部屋を一軒家のように魅せてくれます。和室が大きな行灯のようになり、はなブロックで作られたキッチンカウンターを穏やかに照らしてくれます。