家を建てたり、リノベーションするなら、居心地のいいLDKにしたいのは多くの人が望むことです。しかし、居心地のよさを感じるポイントは人それぞれ。では、居心地のいいLDKとは具体的にどんなものなのでしょうか。
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▽ 目次 (クリックでスクロールします)
何が大事なのか、家族それぞれの特性をよく考えて
ちょっとした話がしやすい距離感を作っておく
子供に目が届くLDK
すっきりキッチンで心もすっきり
書斎スペースをリビングに
夫婦の好きなものを備え付け
とにかく明るいLDKに
無垢フローリングで素足でも気持ちいい
忘れていませんか、畳の存在
何が大事なのか、家族それぞれの特性をよく考えて
あなたの家族は、それぞれどんな特性を持っていますか。たくさん話をしたいタイプなのか、各自が趣味に没頭できる空間があったほうがいいのか。すっきりした空間が好きなのか、好みのインテリアに囲まれているほうが好きなのか。どんなことに心地よさを感じますか?
居心地のいいLDKを作るためには、家族それぞれの特性を考えることがキーポイントになりそうです。事例をヒントに、LDKの中での家族の居場所や行動を想像してみましょう。
ちょっとした話がしやすい距離感を作っておく
キッチンに立っていると、水の音や換気扇の音で、リビングにいる家族の声が聞こえにくい、なんてことはありませんか。キッチンの作業台とダイニングテーブルの距離感、位置関係も大切ですよね。
こちらは、ダイニングテーブルとキッチンが横につながっているので、料理中でも「ねえねえ」「それでさ」のちょっとした会話がしやすい距離です。
子供に目が届くLDK
子供が小さいうちは、キッチンからの死角が少ないというのは大きなポイント。遊んでいる様子を見ながらキッチン作業ができるようなLDKにしておけば、ママの不安も解消されますし、子供もママの顔が見えているので、ご機嫌で遊んでくれるかもしれませんよ。
すっきりキッチンで心もすっきり
リビングから見えるキッチンが、調理器具でごちゃごちゃしていたらイライラしてしまいそう…そんなあなたは、キッチンに隠す収納を取り入れてみましょう。
天板に何も置かなくてすむよう、しっかりと収納スペースは確保して、ドア付きにしてしまえば安心です。食洗器もビルトインで、リビング側から見えなくすれば、食後のごちゃごちゃ感も一気に解消されます。
書斎スペースをリビングに
ついパソコンに夢中になりがちなご主人は、書斎スペースをリビングの一角に用意してみたらどうでしょう。
せっかくの休日に書斎に一人こもらずに、家族との時間も大切にできます。書斎という形でなくとも、LDKの中に決まった居場所を用意しておくと、ぐっと居心地がよくなる場合もあります。
夫婦の好きなものを備え付け
こちらのご夫婦はそろってワインがお好きで、壁にワインセラーが埋め込まれ、ワイングラスは目の高さに美しく並べられています。趣味のものをLDKに美しく見せるように飾っておけば、満足感も増し、グッと居心地がよくなりそうですね。
とにかく明るいLDKに
大きな窓から日が差しがたっぷりと入る明るく広々としたLDK。元気がでそうな気がしませんか。日の光を浴びることは体や精神にとって大切なことです。家族が自然と元気が出てくるリビングになりそうですね。
無垢フローリングで素足でも気持ちいい
居心地の良さには配置やインテリアなども大切ですが、素材も大切です。
例えば、無垢フローリングにすると、素足でも気持ちよく、夏場でもべたつきにくかったり、合板より柔らかく感じられたりと、心地よさが体感できます。
体で実感した心地よさは、心にもいい影響を与えてくれます。床だけでなく、壁やインテリアの素材などにも目を向けてみるのもいいですね。
忘れていませんか、畳の存在
実家の畳でゴロンと横になっていたときが一番リラックスできたなあ。そんな方に思い出してほしいのが畳の存在です。
畳のメリットは、「ちょっと横になるか」ということがしやすいところでもあります。LDKの一部を小上がりにして畳を入れることもできますし、床と段差を少なくして入れることもできます。
また、こちらような琉球畳は縁もなく、色合いの違ったものを組み合わせることで市松模様になり、モダンなインテリアにも合わせやすいです。
「あ、こういう感じ、うちの家族にいいかも!」という事例はみつかりましたか。素敵なLDKはたくさんありますが、我が家にとって居心地がよくなければ意味がないですよね。そのためには、家族それぞれがどんなタイプか、どんなことで心地よく感じるか、書き出してみるといいかもしれません。それぞれの事例が、あなたの家のLDKづくりのヒントになれば幸いです。