「見せる収納」ってなかなかむずかしいですよね。たくさんものを並べ過ぎてもごちゃついてしまい、空間のイメージを壊してしまいます。
今回は、お気に入りの食器やアイテムを並べて、素敵なキッチン収納を実現している事例をピックアップ。「お気に入り」が詰まった空間はとても魅力的です。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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ホワイトタイルに映えるキッチン収納
鮮やかな壁が映えるキッチン収納
ゆったりとした時の流れを感じる空間のキッチン収納
料理上手の食器棚
ヴィンテージ風の空間に吊り棚で見せる収納
パントリーも抜かりなし
見せる、隠すを使い分けて収納
ホワイトタイルに映えるキッチン収納
ナチュラルなインテリアに、清潔感のあるホワイトのキッチン。そんな空間にレイアウトされた二段のオープン棚。
極力ものを排除したシンプルな暮らしの中で、お気に入りの物が並ぶ棚は、毎日眺めていても飽きのこないスペースです。壁面のホワイトタイルとナチュラルな木板の相性がよく、さわやかな空間に仕上がっています。
鮮やかな壁が映えるキッチン収納
家族みんながハワイ好きというご家庭のキッチン。アクセントカラーには、南太平洋の海を思わせる鮮やかなブルーを採用しています。食器棚には、ブルーの壁にマッチするような、ビタミンカラーのお鍋やホワイトの食器が並び、まるでハワイにいるかのような明るい雰囲気を演出。
家族が幸せを感じる空間をつくるには、好きな雰囲気やイメージを家づくりに盛り込むのはとても重要ですね。
ゆったりとした時の流れを感じる空間のキッチン収納
アメリカ西海岸をイメージしたこちらのお宅は、木目の表情豊かなキッチンや床材、壁に飾られたシックなサーフボードが印象的なナチュラルで開放的な雰囲気。木の柔らかなテイストの中で、テーブルの脚や照明、キッチンオープン収納を支えるアイアンをブラックで統一することにより、空間が引き締まっています。
キッチンはカフェの厨房の様な雰囲気を出す為、ステンレスカウンターと既製のシステムキッチンを組み合わせたオーダー仕様。棚は収納というよりは、飾り棚のような感覚でもあるので、空間に合ったものを厳選しています。
料理上手の食器棚
料理上手な施主の住まいは、たくさんの友人が訪ねてきて素敵な時間を過ごす場所。
少しずつ集めた趣のある家具、絵画、器、ランプなどを上手くレイアウトして、洗練された暮らしの上質な空間。
ダイニング横にも食器棚を造作。コレクションである食器を十分にしまえる収納量とテーブルへの持ち運びもしやすく使い勝手が◎
ヴィンテージ風の空間に吊り棚で見せる収納
躯体現しの天井に吊り棚が取り付けられたカウンターキッチン。コンクリートの天井は等間隔の溝がストライプのようになっていて、吊り棚と調和して変化のある面白い空間を作り出しています。
吊り棚にはアルコールのボトルが並べられ、グラスハンガーにはワイングラスが掛けられた見せる収納、ブリックタイルが施されたカウンターにはテーブルが備えられ、まるで本当のバーにいるような気持ちにさせられる空間です。
パントリーも抜かりなし
細々したキッチン小物は、隠しながらもオレンジカラーで、おしゃれなディスプレイ収納に。これなら見た目だけではなく必要なものをさっと取り出すことができ、準備もスムーズです。
見せる、隠すを使い分けて収納
キッチン背面にある収納棚は、片面が隠せる収納になっています。見せる収納部分の上部には棚が二段取り付けられ、フォトフレームやこだわりの雑貨をディスプレイし、リビングからも眺められるように。
またキッチンカウンターにはニッチが設けられ、こちらも雑貨が飾れるように。カウンターに施された美しいタイルと見せる収納がマッチして、空間をおしゃれに演出しています。
レトロな雰囲気漂うキッチン。カウンターの手元が見えにくい高さの腰壁や上部の垂れ壁も高さがあり、収納が程よく目隠しされています。見える部分は、色とりどりの保存瓶や奥には食器が並んで空間に彩りを与えています。
オープン収納でも、全部見えてしまうと雑然とした印象になることもあるので、このように「見せる」と「隠す」を使い分けることで、見せる収納をより引き立たせるのも技の一つですね。
どのキッチン収納も、そこに暮らす方たちのこだわりが詰まっていますよね。「見せるキッチン収納」だからこそ、どんな雰囲気にしたいのか、どんなものを収納するのかをじっくりと考え、愛着のわく空間に仕上がっているのが感じられます。
こだわりの詰まった「見せるキッチン収納」をぜひ取り入れてみてください。