家づくりの学び舎

2017/11/21更新0like7189view

著者:SUVACO編集部

心地よい距離感を保つ二世帯住宅のススメ

二世帯住宅を建てるときに、完全分離とするか一部または全てを共有とするかが問題になりますが、分離型・共有型にはさまざまな形があります。ゆるやかにつながり、心地よい距離感のある二世帯住宅の実例をご紹介します。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

完全共有型

こちらは全てを共有とし、自由に行き来できる事例。広い中庭を有し、ゆったりと作られており開放感があります。どこにいても中庭を介して、程よく気配が伝わる家です。

一部共有型

玄関は共用とし、1階の親世帯、2~3階の子世帯が階段室でつながっています。2階のリビングと階段室との間仕切りは、上部を壁としており、階段室からの視線を程よく遮っています。
濱嵜良実「MKO」

一部共有型

2つの棟を玄関ホールでつなぐプランです。生活空間は完全に独立していますが、内部でつながるか外部でつながるかによって、精神的距離感は大きく異なります。

緩やかにつながる分離型

1階と2階に玄関が設けられ、親世帯・子世帯それぞれが暮らす二世帯住宅。内部は吹き抜けでつながっており、独立した生活を送りながらもつながりのある開放的な住まいとなっています。
内部で行き来ができる完全分離型の二世帯住宅。子供室のみを2階としたため、1階は中庭を通じて二つの世帯が緩やかにつながっています。
既存の親世帯の住まいの横に子世帯の家を建て、デッキでつないでいます。各世帯の生活の中心である親世帯の居間と子世帯のリビングを靴を履かずに直接行き来できることから、棟は独立していても、心の距離感は近く感じられそうです。
松井哲哉 / 村田知子「二路 ninji」

完全分離型

崖地の高低差を利用して2棟の家を建てた二世帯住宅。二世帯は外部階段を使って行き来する完全分離型の造りですが、遠くから見ると一つの家に見えるデザインとなっています。
親・子世帯では生活スタイルがどうしても異なります。しかし、何かあったときは協力し合える、気配を感じられる、そんな距離感が暮らしやすい二世帯住宅をつくるのではないでしょうか。
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