屋外で過ごすことが気持ちの良い季節は、ベランダやバルコニー、テラスなどに出て過ごしたくなりますね。また、雨が降った時にもベランダやテラスなどを活用できると、有意義に過ごすことができます。ただ洗濯物を干すだけの場所にとどめずに、ひとつの部屋として、快適な場所に変えてみませんか。
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ウッドデッキを敷き、素足で出る開放感を手に入れる
ガーデンファニチャーの設置
植物を取り入れて彩りを
夜は照明を使って昼間とは違った表情に
親子で楽しめるベランダ空間づくり
家庭菜園を楽しむ
ウッドデッキを敷き、素足で出る開放感を手に入れる
マンションなどのベランダやバルコニーは、基本的にはサンダルを履かないと出られないような無機質なつくりです。これをウッドパネルなどで仕上げるだけで、素足でもベランダに出られる快適さを手に入れることができます。
床面を変えてみるだけでも、リラックスできる空間に変わります。室内と屋外の床材の色味を揃えると、空間がつながったように見え、視覚的に広く感じるという効果もあります。
ガーデンファニチャーの設置
屋外空間でどのように過ごしたいかを考えて、適したガーデンファニチャーを置きましょう。
お天気のいい日には、家族やお友達とランチをしたりお茶をしたり……。サイズもさまざまな種類が出ているので、広さや用途に合ったものを選びましょう。ガーデンファニチャーを取り入れると、屋外での過ごし方の幅が広がります。
ソファを置くと、グッとリラックス感が増します。
ガーデンファニチャーは基本的に雨風に強い素材でつくられているので、メンテナンスも簡単。それでも心配であれば、専用のカバーも販売されているので利用しましょう。
夏はオーニングを張って日よけにしたり、梅雨の時期には雨が入り込まないように、透明なビニールシートを張ったり。
季節によって適したアイテムを上手に取り入れて、テラスで快適に過ごせるようにしましょう。
植物を取り入れて彩りを
植物を取り入れることで、バルコニーが生き生きとした空間になります。
四季折々に花を咲かせる植物には愛着が沸きますし、なにより癒されます。シンボルツリーとなるような大ぶりの観葉植物を置くと、バルコニーのポイントになりますよ。
屋外空間に置く植物の種類によって、空間イメージも変わってきます。
このようにヤシ科の植物を置くだけで南国風のイメージに。どんな雰囲気に仕上げたいか、最初にイメージしてみるとつくりやすいですね。
お気に入りのお花を集めて、自分だけのガーデニングを楽しむのもいいですね。
ベランダに咲く花やグリーンは、室内からも楽しませてくれます。咲いた花を摘んで室内に飾ることもできるので、生活に彩りを添えてくれます。
植物を育てる鉢を同じもので揃えると、統一感が出ておしゃれにまとまります。
ハンギングなどで植物を飾るのも、空間を有効に使ったアイデア。縦の空間が活かされて、より多くの植物を楽しむことができます。
夜は照明を使って昼間とは違った表情に
昼間だけでなく、夜のベランダやテラスにも注目してみましょう。
照明でうまく演出すると、まるでお店のような雰囲気に仕上げることができます。植物に照明を当てるだけでも、ムーディな大人っぽい空間になります。夜風に当たって、星空を見るのもたまにはいいものです。
親子で楽しめるベランダ空間づくり
テラスは、子供も大好きな場所。
外の空気を吸って、晴れやかな気持ちになるのは、きっと子供も同じ。子供目線で空間づくりをしてみるのはどうでしょう。
ウッドデッキに直接ローテーブルを置いたり、クッションを置いたり、ラグを敷くのもくつろげるのでおすすめです。おやつや朝ごはんをベランダで食べたり……絵本を読んだり、おままごとをしたりと遊びの場にもなります。
お子さんの目線に合わせて、お花を植えたプランターを置いてあげてもいいですね。
家庭菜園を楽しむ
あまり気負わずに、バルコニーで家庭菜園を楽しむのもいいものです。
種から育てるのは一苦労ですが、ホームセンターで苗を手に入れることもできるので、種から始めるより失敗が少ないかもしれません。
お子さんがいれば、一緒に水やりをして成長を見守ることができますし、収穫した野菜が食卓に並んだ時の喜ぶ顔が目に浮かびます。自分で育てた野菜なら、嫌いなものでも食べるかもしれませんよ。
ちょっとした工夫で生活が豊かになります。
ハーブを育てるのも見た目にもおしゃれですし、料理などにも使えるのでおすすめ。
ローズマリーやバジル、ミントは育てやすく初心者にも挑戦しやすい植物。ローズマリーは肉料理に、バジルはパスタにもよく合いますし、ミントは摘み取って、そのままミントティーにしてもいいですね。
お料理の仕上げに、ちょっと葉を摘み取って飾るだけで、見た目にもおしゃれな一品に仕上がります。
あまりスペースのないベランダでも、アイデア次第でくつろぎの空間にすることができます。
自分でつくり上げたベランダは、室内から見ているだけでも楽しいものです。ぜひ、オリジナリティあふれる空間をつくってみてください。