2016/11/15更新0like4656view

著者:tanaka7254

自宅のベッドルームをくつろぎ空間に変えてくれる照明とは

照明で部屋の雰囲気は大きく変わります。これまで、天井に1つのシーリングで、機能的に明るさを補うのが当たり前でしたが、今ではさまざまな演出方法があります。そのさまざまなパターンを用途別、部屋別に見ていきたいと思います。

今回はベッドルームです。まず、ベッドルームに必要なことは「寝る」という行為と同時に、入眠までの本を読んだり、携帯でのメールチェックなど、くつろぎの時間を過ごす部屋でもあります。よって、これらの行動にあった目に光が直接入らない「間接的な照明」と作業をする為の「直接的な照明」が必要になります。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

コーブ照明

コーブ照明とは、建築化照明の一つで、天井を明るく照らすことで間接的に明るさを補うことができます。照明が枕元にありながら、目に光が直接入ることがないので眠りを妨げることがありません。
また、部屋の中心と開口部側、そして壁面にあるダウンライトで壁面を照らし、部屋全体の明るさを補っています。
こちらはコーブ照明での間接照明に加え、サイドテーブルのスタンドライトで手元の明るさを補っています。

ダウンライト

ダウンライトとは、天井埋め込み型の照明でよく目にする照明器具かと思います。
このベッドルームはダウンライトをベッドの足元に配置することで直接目に光が入ることを避け、入眠の妨げにならないよう工夫されています。また、戸棚上のコーブ照明で部屋全体の明るさを補い、スタンドライトで手元の明かりを取っています。

バーチカル照明

あまり聞きなれないかもしれませんが、こちらも間接照明の中の建築化照明の一つで、壁面を照らすことで明るさを得る方法です。壁面を照らすことで、アクセントの壁面をさらに印象つけることができます。
川島秀介「Y邸改装」
こちらは、バーチカル照明にコーブ照明もプラスされたものをオリジナルで造作しています。
筒井紀博「KI espace」

ブラケット照明

こちらは壁付けの照明です。このように壁面を照らせば、間接照明として使用することができ、角度を変えれば手元の照明としても使用できます。1つの照明器具でさまざまな演出が出来る照明器具です。

スタンド照明

スタンド照明はコンセントがあれば、今からでも照明演出が出来ます。
天井に向いた明かりは間接照明の役割を果たし、下部のスポットライトは手元の照明として必要な場所に明かりを補えます。
SHUKEN Re「No.22 30代/3人暮らし」
いかかでしたでしょうか。今回はベッドルームの照明でした。ベッドルームでは、ベッドに入ってからさまざまな行動をとりますので、これらの照明がすべてベッドサイドで出来るようにスイッチやリモコンを配置することをお勧めします。
ぜひ、皆さまの最適なベッドルーム作りの参考にされてみてください。
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