マイホームゲットの手段として今見直されているのが、中古住宅購入+リノベーションです。
便利な立地で多少古い物件でも中古住宅ならば比較的低予算で購入でき、予算の余った部分を有効にリノベーションに充てて納得のいくマイホームを実現できます。中古物件は古すぎるものへの不安はあると思うのですが、今はリノベーションでまさに新築並みの居住性を手に入れられますよ。今回は築30年以上のリノベーション事例をご紹介します。
こちらは団地のリノベーションです。台所と居室だった2間をLDKにしたほかは、間取り変更はあまりありません。古い団地は南向きに建てられた物件も多いのだとか。その立地のおかげでダイニングもとても明るく過ごしやすそうです。
ナチュラルカントリーをテーマにしたリノベーションで、壁に珪藻土で塗ってあります。
こちらも団地ですが、どこにもそんな雰囲気は感じられませんよね。
もともとDKと和室だったところを一間続きのLDKにしています。
写真左は寝室なのですが、和室の押し入れ部分と和室の一部を寝室に、寝室とのドアをガラスにすることで圧迫感もありません。また、こちらのおうちは玄関を入ったらすぐ子供部屋、と言う面白い間取りですが、帰宅後にまずお子様に会えるのはうれしいですよね。
こちら、なんと1970年代に建築された団地です。
キッチンをシンプルにすることにより、空間がより広く開放的に感じられます。引き戸やお風呂場のタイルはあえて再利用し、予算を抑えると同時に、レトロな雰囲気を楽しめます。
築52年の公団は南北に立っていて、窓の外には大きな木も生い茂っています。
昭和な雰囲気満載ですが、お部屋の中はモダンに改装。お子様のためにハンモックもつるしていますね。なんとこちら、物件費とリノベの費用を合わせて2000万円ちょっとと言うのですから驚きです。
古い団地は敷地の中に大きな広場があるところが多いようです。お子様がゆっくりと遊べる環境が気に入って、こちらの団地を購入されたのだとか。リノベーションでここまでモダンになるのですから、団地ってお得感満載ですよね!
以前は駅まで徒歩30分の住環境。お子さんの独立を機に、職場近くに一人暮らしを検討されたのだそうです。昭和49年の物件、LDKにバーカウンターを設置しています。まさに自分らしく生活するためのリノベーションです。
どのお部屋も30年以上の築年数を感じさせませんよね。
安い物件を手に入れて、思いっきり自分好みのおうちに改装しましょう。与えられたままの新築物件ではなく、自分好みのリノベーションを楽しんでみてくださいね。