新築や建て替えには憧れるけれど、なかなか予算的に難しい…。
住宅雑誌やインテリアサイトを見ては「いいなぁ…」なんてため息をついていませんか?たくさんの予算をかけなくても、工夫次第で上手にリノベーションをすることができます。ライフスタイルにあった動線や、壁紙、タイルなど内装材を変えるだけで部屋のイメージを一新、新築気分を楽しむ事も可能です。
▽ 目次 (クリックでスクロールします)
壁紙を変える
天井を変える
間仕切りを工夫する
間取り変更を工夫する
部分的にリノベーションする
壁紙を変える
一番簡単に雰囲気をガラリと変えられる方法は、やはり壁紙を変える事ではないでしょうか。
設備変更をせず、壁紙だけの張り替えであれば予算もかなりおさえることができます。単色や柄物などたくさんある中こだわって輸入壁紙から選んでみても良いですね。見違えるようなオシャレな空間になること間違いなしです♪
LDKなどでは柄物も躊躇してしまいがちですが、水まわりなどの一面のみからチャレンジするのもよさそうです。
思い切って家族で壁紙DIYをしてみるのも良いですね。
頑張った分だけ愛着がわきますし、何と言っても家族の良い思い出になるはず!
天井を変える
築年数12年の比較的新しい中古建売り住宅を購入。
建売り感を無くすためLDの天井を梁みせ天井に。木目の優しい色味があたたかく感じられる住まいになりました。メンテナンスを含めた外壁・屋根の塗装の見直し、室内はLDKを中心に既存を活かしたリノベーション。
北欧への憧れから天井に木板を貼りガラスの間仕切り戸を採用。
住まいを心から気に入る空間にしたいという想いから、長年熟考した上でこだわった部分だけのピンポイントリノベーションです。
間仕切りを工夫する
子どもの成長をきっかけに子ども部屋を計画。見守ることができるようにリビングに隣接したウォークインクローゼットを子ども部屋にしました。
間仕切り壁ではなくアンティークブルーの引き違い戸を採用して、リビングとつながる空間に。
小さい空間で分けられていた部屋をつなげて広いLDKに。
置き型のキッチンシェルフを間仕切りとして利用したり柱隣のくぼみを作業スペースとすることで、広いイメージのままの空間づかいをすることができます。
郊外の大きめの中古住宅をリノベーション。
独立型キッチンをオープンにする、客間は不要ということで、LDKの壁を取り払い約40㎡の広い空間に。腰高で空間を仕切る自立型巨大造作家具で、家族5人がそれぞれくつろげる空間を実現。
間取り変更を工夫する
間取り変更の中でも、水まわりにかかわる配管・配線に問題のない工事の場合、コストをおさえることができます。家事動線や生活動線を工夫すれば、見違えるほどの空間になるはずです。
リノベーション済みの物件購入でしたが、ライフスタイルに合うようにリノベーションしました。
水まわりや部屋の位置はほとんど変えず、今後、兄弟で分けられる子供部屋や家事導線を楽にするためにまとめたクローゼット、子供が楽しく過ごせる小上がりのあるリビング、対面キッチンにワークスペースと盛りだくさんです。
部分的にリノベーションする
築16年のマンション。変えたのはキッチンだけなのにLDKが大きく変わったリノベーション。
リビングはそのままにキッチン位置を少し移動させて対面キッチンに。間仕切りをなくしたことで広いLDKになりました。
6年前に新築の建売り住宅を購入。
入居してみると「イメージと違う… 」 と感じて住み替えを考えていたそう。部分的にリノベーションができることを知り決意。リビング入口ドアの向きを変えて、LDKが丸見えにならないよう室内窓のある目隠し壁をつくりました。 そうしたことで広くなった玄関土間を広げ、 既存階段の袖壁も一部だけ木の手すりに。クロスも部分的に貼り替えました。
家族がくつろぐリビングまわりを中心に、リノベーションしました。
ほとんどの間仕切りを撤去してダイニングキッチンから寝室までゆるやかにつながるような便利な動線です。憧れの床材に壁、建具に照明…リビングから出たくなくなってしまいそうですね。