2023/02/12更新｜0like｜4221view

著者：SUVACO編集部

【2023年版】予算別でみる戸建てリノベーション｜この金額でどこまでできる？

リノベーションをしてみたいけど、いくらでどこまでできるのかが分からない……と悩んでいる人は少なくないでしょう。ここでは、【2023年の最新版】として戸建てリノベーションでできることを予算別に、SUVACOアドバイザーの竹村の解説と合わせてご紹介していきます。

今回の戸建てリノベーションでは、延床面積30坪の木造2階建てのケースで解説していきます。
金額は、
①500万円
②1,000万円
③1,800万円
④2,500万円
⑤2,800万円以上
の5つの予算に合わせてご案内します。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

【戸建て編①】：500万でLDKの内装の張り替えと隣接する部屋の一体化ができる

【戸建て編②】：1,000万円で全体的な内装の張り替えと設備交換ができる

【戸建て編③】：1,800万円で全体的な内装の一新に加え、設備交換、部分的な間取りの変更ができる

【戸建て編④】：2,500万円で内・外部のフルリノベーションが実現

【戸建て編⑤】：2,800万円以上なら耐震・断熱リノベーションや二世帯住宅化が可能に

【戸建て編】：予算ごとの「できること」一覧表

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▼ 記事監修

竹村

SUVACOアドバイザー

SUVACO専任アドバイザーとして、戸建て・マンション問わず幅広いお客様の専門家紹介を担当しています。お客様と専門家をつなげるサポートの中で、お客様のニーズ、専門家の最新情報をアップデートし、「役立つ情報」をお届けしています。

【戸建て編①】：500万でLDKの内装の張り替えと隣接する部屋の一体化ができる

予算500万円で戸建てのリノベーションをする場合、隣接する和室や洋室の壁をなくしてLDKと一体化し、LDKと合わせた壁や天井、床の張り替えが可能です。
例えば、キッチンを壁付けから対面式に配置を換え（水まわり設備の一部）や、パントリー・背面収納を設置することもできます。

フレッシュハウス

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竹村

キッチンの配置換えをしない交換工事であれば、リビング収納を造作したり、建材を無垢の床材や珪藻土などの塗り壁材などにグレード上げたりすることも検討できるケースも考えられます。

【戸建て編②】：1,000万円で全体的な内装の張り替えと設備交換ができる

予算1,000万円では、全体的な内装材（床・壁・天井）の張り替えと浴室・洗面所・トイレ・給湯器などの設備交換となどができます。

設備はメーカー既製品の標準クラス、内装は新建材と呼ばれる塩ビクロスや合板フローリングが中心になりますが、施工内容を調整することによって床材を無垢材に変更もできるでしょう。

夢工房

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【戸建て編③】：1,800万円で全体的な内装の一新に加え、設備交換、部分的な間取りの変更ができる

予算が1,800万円あれば、居室や廊下などの内装材の張り替えに加え、設備交換、LDKや隣接する部屋を一体化する部分的な間取り変更など、内部全体的にリノベーションの検討が可能になります。

WAKATTE(ワカッテ)

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竹村

戸建てにおいてはマンションと異なり修繕積立金などはないので、定期的に必要な外装のメンテナンスはご自身で計画しておく必要があります。

室内は間取り変更せずに内装・設備の一新にとどめ、外壁の塗り替えや外壁材と呼ばれるサイディングの張り替え、屋根材の葺き替えといった外装の更新をおこなう選択も可能です！

【戸建て編④】：2,500万円で内・外部のフルリノベーションが実現

2,500万円の予算なら、内装と設備の一新、間取り変更や外装の更新も可能になります。

新耐震基準（1981年6月確認申請以降）の一戸建てであれば、ほぼフルリノベーションが実現できる金額です。あるいは既存をうまく活かしてコストダウンし、門や塀などの外構を一新するという選択肢もあるでしょう。

比護結子

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【戸建て編⑤】：2,800万円以上なら耐震・断熱リノベーションや二世帯住宅化が可能に

予算が2,800万円以上あれば、築年数の古い物件でも内外装の更新はもちろん、耐震補強や壁・窓の断熱、サッシの交換や間取り変更など、性能アップの工事も兼ねたひと通りのリノベーションが可能です。

株式会社AS IT IS

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竹村

建て替え（新築）と比較しても、変わらない金額となりますが、法規制の関係で再建築ができなかったり、建て替えると延床面積が小さくなってしまうケースもあるので、リノベーションのニーズは根強くあります。

実際のご相談では、ご両親との同居に伴う二世帯住宅の検討や、ご親族から大切な家を受け継ぐといったケースで、ご予算をかけてリノベーションを希望されるパターンも増えています。

一方で、SUVACOでご相談を進めていく中で、リノベーションから建て替えの方向にシフトされるお客様もいらっしゃいます。古屋の解体や処分に費用は必要になりますが、法規制などの影響がなく、現行の耐震や断熱基準が担保され、かつ間取りを一から検討でき自由度が広がるためです。

ご自身の検討がどちらで進めた方が良いのかなど、お気軽にご相談ください。

【戸建て編】：予算ごとの「できること」一覧表

戸建てリノベーションの予算別にできることを一覧にしたものです。条件やリフォーム会社などによって異なってくる場合もありますので、目安としてご覧ください。

竹村

SUVACOアドバイザー

コロナ禍や職人不足、原材料の値上げや一時期の原油価格の高騰などさまざまな要因から、建築に関しても1〜2割ほど工事金額が上がったと言われています。

実際に、SUVACOにご登録いただいている専門家の方々にお話をうかがうと、ここ数年の工事費は同様の上昇傾向になっています。限られた予算内で、多様な選択肢をいかに調整しコストバランスを図るかは、専門家選びも大切なポイントになってきます。
SUVACOアドバイザーとしてお客様にご納得いただけるご提案・サポートに取り組んでいます。

SUVACO専任アドバイザーによる、専門家紹介サービス【すばこと】へご相談は、下記よりお申し込みいただけます。

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