2018/08/31更新0like3109view

著者:y.hayama

ファブリックの色選び -色を変えると気分も変わる -

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視覚でとらえる「色」には、自律神経の働きを整える作用があります。自宅のインテリアでも、目につきやすい部分の色使いを工夫することで、この作用を利用することができます。季節ごとに自宅のファブリックをうまく変えて、気分転換をしてみましょう。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

色が自律神経にもたらす効果

クッションカバーでお部屋にポイントを

カーペット・ラグを活かして部屋に個性を

お気に入りのベッドカバーで気持ちよく眠りにつく

色が自律神経にもたらす効果

自律神経には、ONモードの交感神経と、OFFモードの副交感神経とがあります。

雨や曇りの日が続く時期は、気圧の関係で副交感神経が優位になり、何となくだるくなったり、やる気が出なくなったりするもの。

そんな時は目に付きやすいインテリアに、赤や黄色などの明るい色味を取り入れると交感神経を高め、やる気スイッチをONにしてくれるのです。逆に、気持ちを落ち着かせたい時には、暗めの黒やグレー、ブルー系の色を取り入れると副交感神経が優位になり、リラックスすることができます。

クッションカバーでお部屋にポイントを

クッションカバーは手軽に交換できるうえに、部屋のイメージも簡単に一新できるアイテム。

こちらのソファには、さまざまな色のクッションが並んでいますが、柄のテイストが揃っているので統一感があります。
白を基調としたインテリアの中に淡い黄色のクッションが映え、インテリアのポイントになっています。淡い色味なので浮きすぎることもなく、落ち着いた部屋の雰囲気を損なうことなくマッチしています。

黄色という色ひとつとっても幅が広いので、どんなイメージで使用したいか、その時の気分で選んでみてもいいですね。

黄色は自然光に最も近い色で、太陽のように希望を与え楽しい気分を生みだしてくれる色。イライラした気持ちを静めてくれるともいわれていますよ。
クッションひとつでも、色使い次第で部屋の主役になれます。

天井から吊るしているモビールの色味とも合っており、このように小物と色味を合わせることで部屋に統一感が出ます。
オレンジがところどころに使われているだけで、元気が出る明るい部屋になっています。
ブルーをポイントで効かせています。
ブルー系の色は空や海の色でもあり、心を落ち着かせる色と言われています。

このようにグレー、ネイビー、ブルーとグラデーションのように色を選ぶと、全体がまとまります。
ローテーブルに飾った青いお花ともさりげなくコーディネートされていて、このように植物の色とリンクさせるのも、遊び心があって素敵ですね。

カーペット・ラグを活かして部屋に個性を

深みある色合いが、落ち着く空間を生み出しています。

濃いめのブルーは、深い海の中にいるようなゆったりした雰囲気を与えてくれます。
カラーセラピー的にも、ブルーには脈拍や体温も下げる効果があるため、自然と呼吸がゆっくりと深くなると言われています。そのため心も体も落ち着き、平和で安らぐ気持ちになれるようです。
グレーを基調にした、モダンなリビングダイニングです。グレーは、気持ちを落ち着かせてくれる効果がある色です。

ラグの上にもクッションを置くことで、床でもくつろげる空間に仕上がっています。ラグに柄が入っていても、クッション使いでその面積を調整して見せることもできますね。
アメリカ西海岸をイメージしたリビング。
素足にも気持ちが良さそうなさらりとしたオーク材のフローリングと、ラグがとても合っていますね。デニム生地のソファも爽やかです。

ラグは面積が大きい分、柄物を使うのは勇気がいりますが、このようにテイストがはっきり決まっている場合は本領発揮、全体をキリっと引き締めてくれます。

お気に入りのベッドカバーで気持ちよく眠りにつく

ベッドルームは来客時には目につかない場所なので、自分好みのくつろげる空間をつくることができます。寝室に入った時に目に入るインテリアが自分にとって心地よいものだと、心もほぐれてゆっくりと眠りにつけそうです。
色違いの枕やクッションをたくさん並べて、見た目に華やかなベッドルームに。
壁一面が紫でインパクトがあるので、派手になり過ぎず落ち着いて眠りにつけるように、ベッドカバーは薄い紫にしています。

紫はスピリチュアリティを象徴する色と言われてきました。眠りや瞑想などに使われてきた色なので、インテリアに取り入れると空間に静寂を与えることができます。
また、情熱の赤と鎮静の青が混ざり合った色なので、精神バランスが崩れた時などにその両方の性質を持つ紫が、傷を癒やしバランスを整えてくれます。
視覚で捉える情報は、五感のなかでも多くを占めると言われています。
色使いが私たちの心身に知らず知らずのうちに影響を与えているのですね。
季節やその時々の気分によってファブリックを見直すことで、新しい気持ちで生活していくことができそうです。
ファブリックの色使いをインテリアに活かすことで、心も体も整えていけたら素敵ですね。

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