小さいころから学校などで慣れ親しんできた黒板。
最近では、板書だけでなく黒板アートなど壁面のアクセントとして使われ方も多様になり、セルフペイントができたり、賃貸用にはがすこともできる黒板シートが使われたり、気軽に住まいにも取り入れられています。今回は、デザイン性と機能性を兼ねた黒板塗装の、進化したアクセントウォールをご紹介します。
▽ 目次 (クリックでスクロールします)
大人気!黒板とマグネット塗装大きな引き戸
室内窓下の黒板塗装壁
仕事を進化させる黒板壁
ブルーの黒板塗装壁
黒板塗装の扉
黒板塗装ができる条件は?
黒板塗装はインダストリアル系と相性◎!
黒板塗装は、アクセントウォールの選択肢のひとつ
グリーンの黒板が新鮮!
大人気!黒板とマグネット塗装大きな引き戸
薪ストーブのショップを経営している施主の住まい。
仕事とプライベートの空間をうまく切り離しながら、ショールームとしても使えるようにしつらえました。ダイニングの一角にある黒板とマグネット塗装の大きな片引き戸は、2Fへの階段を隠すこともできます。
室内窓下の黒板塗装壁
アクセスにこだわって探した家。
より空間を広く感じるために、室内窓や天井をむき出しで仕上げました。室内窓は、リビングからも子どもの様子がうかがえるように、室内窓の大きなアイアン枠と腰下壁の黒板塗装は、空間のアクセントです。
仕事を進化させる黒板壁
「創造的で、コミュニケーションを誘発し、ストレスが無く、モチベーションが、上がる空間」のオフィス。
話し合ったことなどを可視化することで、その後も何かがうまれるかもしれない。コミュニケーションを生む仕掛け、そのコミュニケーションが創造的になる仕掛けとしての大きな黒板壁です。
ブルーの黒板塗装壁
共働きのため、家事を楽にして家族との時間を大切にできる住まいを目指してリノベーション。
キッチンカウンターは、黒板兼マグネット塗料で塗っているので、絵を描くことや作品を飾るディスプレーコーナーにもなります。
黒板塗装の扉
LDKは、心地よく過ごせるカフェをイメージ。
キッチンの対面にはカウンターデスクをプラン。子供たちもLDKで大人の気配を感じながら勉強などすることができます。その隣にある洗面所の黒板ドアが機能的。
黒板塗装ができる条件は?
黒板塗装は基本的に、ペンキや塗料を塗布できる場所であればどこでもOKです。塗る方法としては、ペンキのように刷毛やローラーを使用するのが一般的ですが、スプレータイプも小スペースなら手軽で簡単です。
黒板塗装にすることで、家族のコミュニケーションツールとして、また大きなキャンバスとして壁を有効活用できるので、キッチンや子供部屋に主に取り入れられています。
黒板塗装のデメリットとしてはチョークの粉ですが、粉が出にくく散りにくいチョークが市販されているのでデメリットではなくなりつつあります。
黒板塗装はインダストリアル系と相性◎!
「コンクリート打ちっぱなし」「配管をあえて見せる」「ステンレスのキッチン」「黒板塗装」など、人気のインダストリアルインテリアの要素をパーフェクトに備えたおしゃれな実例を紹介。
特に、インテリアをモノトーンでまとめた場合、無機質で冷たいイメージになりがちですが、黒板塗装はどこか懐かしいあたたかみを感じさせます。
キッチン背面の壁をブラックの黒板塗装にすることで、見せる収納となったキッチン雑貨や食器が引き立ち、部屋全体がおしゃれな画になります。レシピなどを貼れる機能性も◎。
そもそも黒板塗装を自宅に取り入れるきっかけは、カフェで見たから……という人が多いのでは? おしゃれなカフェの黒板塗装はその日のメニューを記入したり、チョークアートでインテリアにしたり、キッズスペースのお絵かきボードだったり、素敵な活用法が参考になりますよね。
黒板塗装は、アクセントウォールの選択肢のひとつ
360°機能のある収納と黒板のボリューム。マンションの場合、位置的に全体の中心は窓から遠く、動線も重なる部分になります。その部分を機能的にしたところスッキリ!
作家ものの器がディスプレイされた、ヴィンテージテイストのインテリア。どこか懐かしさを感じる黒板塗装の引き戸が合っていますね。
グリーンの黒板が新鮮!
黒板塗装にはブラックを選ぶ人が多いですが、こちらのお宅ではまさに「学校の黒板」のような、懐かしいグリーン!ナ ラのフローリングを市松模様に敷き、床にも壁にも動きを出し、家族の笑い声が聞こえてきそうな、わくわくする楽しい空間になっています。
どんどん進化する黒板塗装の取り入れ方を、おしゃれな実例とともにご紹介しました。
黒板が持つマットな質感は、近年人気のインダストリアルやヴィンテージモダンテイストと相性抜群。ぜひ、みなさんのおしゃれな壁使いを参考にしてください。