建築やデザインの力でネガティブをプラスに～建築家：矢作昌生の注文住宅事例

家族にとって末永く愛される住まいづくりを目指す矢作氏。同氏の造るモダンな住まいは、狭小地などの厳しい条件をものともせず、どれも明るく広々としています。デザイン力とアイデアでネガティブな条件をプラスに変えていく同氏のプロジェクトをご紹介します。

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９つの床レベルのある家

狭小地に建てられた木×鉄のハイブリッド構造の家

5つの棟からなる家

建築家：矢作昌生

矢作昌生建築設計事務所

矢作昌生

対応業務注文住宅

所在地福岡県福岡市東区

主な対応エリア福岡県 / 佐賀県 / 長崎県 / 熊本県 / 大分県 / 宮崎県 / 鹿児島県 / 埼玉県 / 千葉県 / 東京都 / 神奈川県 / 広島県 / 山口県 / 沖縄県

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９つの床レベルのある家

足腰を鍛える段差を積極的に取り入れたいとの施主さんのご要望で実現した、モダンなスキップフロアの家。川沿いの北側から徐々に床レベルを上げていき、南に見える山の眺望へと近づくように設計されています。

矢作昌生

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視線の方向によって全く別の表情を見せてくれます。トリックアートのような不思議な感覚を覚えます。

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段差には開口部を設け、採光や風通しをよくする工夫がされています。南北に奥行きのある土地に家を建てると、どうしても中央部分が薄暗くなりがちですが、デザインの力で明るく気持ちの良い空間が出来上がりました。

矢作昌生

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狭小地に建てられた木×鉄のハイブリッド構造の家

間口5m、奥行き15mの短冊状の土地に建つこちらの住まいは、木造と鉄骨造の長所を掛け合わせた「新しい住空間」です。施主さんはご要望の１つとして「可能な限りの大空間」を挙げられました。鉄骨造のメリットが活かされた広々としたリビングダイニングです。

矢作昌生

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短冊状の土地では、間口方向の壁構造が要因で住まいのプランニングが大きく制限されるそうです。そのため、間口方向は鉄骨造とすることで壁構造を必要とせず、第2のご要望として挙げられた「ライフスタイルや家族構成の変化にフレキシブルに対応可能な住まい」を実現しました。また、奥行き方向は木造とすることで、第3のご要望のコストカットにも役立っています。

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