2階以上の戸建て住宅や、室内のスキップフロアにおいてフロアとフロアをつなぐ役割として設置される階段。
螺旋階段といったデザインや、リビング階段といった配置場所によって、さまざまな階段まわりが見られるようになりました。
今回は、デッドスペースとなりがちな階段下を、快適な空間の一部として活用している住宅事例をご紹介します。
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▽ 目次 (クリックでスクロールします)
階段下ってどんな場所?
階段下オープンスペース
愛犬のためのフレキシブルコーナー
階段下の書斎コーナー
ストリップ階段下にグランドピアノ
生活動線を考えた階段下収納
階段の段差を利用した収納
折り返し階段下の収納
かね折れ階段下にクローゼットとパソコンスペース
階段の最下部に設置したクローゼット
階段下のトイレ
階段下ってどんな場所?
これまで階段下の空間は、デッドスペースになりやすい場所として、一般的に物置きやトイレを取り入れているケースが多く見られました。
近年、ライフスタイルに合わせた快適な動線や間取りを考えた住まいにおいて、階段下の空間にも多様な工夫が取り入れられる場所であることが分かります。
「こんなコーナーがあったらいいな」とイメージをふくらませて、デッドスペースとなりがちな階段下の貴重な空間を上手に活用してみてはいかがでしょうか?
階段下オープンスペース
閑静な住宅地に建つ3階建ての二世帯住宅。
1階の吹き抜け階段下は、玄関につながるフレキシブルなオープンスペースとなっています。階段踏面にエキスパンドメタルを採用しているので上階からの光を通します。
愛犬のためのフレキシブルコーナー
階段下に愛犬のためのコーナー。
リビング内に取り込まれた階段下の収納だったスペースを、愛犬のためのフレキシブルに使える場所として活用しています。
階段下の書斎コーナー
リビングダイニングの奥にある階段下の空間に、妻のためのワークスペースをしつらえました。
吹き抜けに連なる縦長の窓から取り込んだ光が、室内全体に行き渡って心地よい空間です。
ストリップ階段下にグランドピアノ
階段の足場となる踏み板だけが設置されたストリップ階段。
グランドピアノを置くにはある程度の広さと高さが必要ですが、階段下を使えばピアノの屋根を開くのに十分な空間が確保できます。
さらに、ストリップ階段には蹴り込み部分がないため、グランドピアノから奏でられる音色を遮ることなく、音の広がりもよくなります。
生活動線を考えた階段下収納
玄関から各部屋への動線上にある階段。
そこに目を付けて階段下に設けられた収納は、外出時に必要なものをしまえる場所として利用しています。
動線上に収納があることで、そこに荷物を置ければ、各部屋へ荷物を持ち込むことが減り、それによってそれぞれの部屋の片づけが楽になるというメリットがあります。
階段の段差を利用した収納
収納扉の色を壁紙の色と合わせることで、スッキリした印象の階段下収納に。
高さのないアイテムは階段の下段側に収納し、高さのあるアイテムは階段の上段側に収納すれば、限られた収納空間をより有効活用できます。
折り返し階段下の収納
直階段だけでなく、折り返し階段下を上手に活用し収納スペースを取り入れた住宅事例。
踏み面を広めに取り、物の出し入れも安全に利用できる収納です。
かね折れ階段下にクローゼットとパソコンスペース
床面積が狭い時に有効な踊り場で90°向きを変えるデザインの、かね折れ階段を採用した住まい。
下には、長いコートを掛けられるほど高さのあるクローゼットやさらにはパソコンスペースも設けられています。
階段の最下部に設置したクローゼット
敷地を最大限に活用するため、スキップフロアを取り入れた住まい。
エントランスに設けられた階段の最下部をクローゼットとして活用しています。階段の最下部は、エントランスからさらに床面を下げた構造にすることで、クローゼットに高さが出て収納力がアップしました。
階段下のトイレ
戸建てをフルリノベーション。
階段を架け替えることで、階段下に高さを確保してトイレ空間としました。奥に見える階段の段差もまるでデザインのようです。
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