引き戸はドアと違い、開閉によって一つの空間にも、個別の空間としても利用できる間仕切り具です。
引き戸を取り入れた住まいのメリットを添えながらご紹介します。
洗面台を玄関ホールの一角に移動。コロナと共存をしてゆくことを考慮して 帰宅時にすぐ手洗いができる便利さと、空間の有効活用を合わせました。引き戸で仕切ることもオープンのままでいることもできるすっきりと見た目にもこだわった空間は、スムーズな動線が理想的!
孫娘である施主夫妻とその子どもと叔父、祖母4世代が、別々の世帯を築きながら同じ屋根の下で暮らす3世帯住宅。
光と風と取り入れるための吹き抜けを、2箇所プラン。1階から3階までをつなぐ吹抜けは、ガラス張りの仕切りと引き戸で構成することで、日中も太陽の光が家の中に降り注いでいます。
壁いっぱいの本棚は何と施主のDIY。引き戸を開けていても、書斎の様子が空間全体の印象的なインテリア素材になっています。
リビングダイニングとアトリエは、全面引き戸を間仕切りとしています。限られたスペースでも、開けると大空間となることは、引き戸の魅力の一つです。
LDKとガラス扉で仕切られた、デスクスペースと子供スペースのある光で満たされたインナーバルコニー。
黒い枠は、インテリアのアクセントに、ガラス扉は光を通します。床のタイルは、ウォークインクローゼット~キッチン~ダイニング~インナーバルコニーとつづいています。
縦格子の造作建具は木格子と隙間のサイズを微調整して圧迫感を軽減するように工夫。これによって和室内に美しい光を透過させる効果が生まれ、和室全体がより鮮やかで広がりを感じる空間に。
温かみのあるウォールナットの無垢フローリングや、床色に合わせてリメイクした既存の掘り炬燵とテーブルのあるリビングにも引けを取りません。
ニューヨークのマンションのリノベーション。洋の空間でありながらも、間仕切りとして、障子を彷彿させる和のデザインの引き戸が設けら、洗練された印象を与えます。