昔から建築で使われているガラスブロック、一般住宅でもよく目にします。通常の1枚ガラスとは違い、中が真空に近い状態で遮音効果が高く光も穏やかに透過するので、取り入れ方によってはメリットがたくさん。今回は、そんなガラスブロックを使った家をピックアップしました。
▽ 目次 (クリックでスクロールします)
中庭を隠す
オープンテラスを囲む
階段の壁に
玄関を明るく
キッチンにガラスブロック
サニタリールームに
中庭を隠す
ガラスブロックの塀で道路からの視線を緩やかに遮っている中庭。洗濯を干したり、遊んだりと生活の場でもある中庭に、光を通しつつも、プライバシーを確保できるガラスブロックは魅力のアイテムです。
オープンテラスを囲む
築33年のマンションをリノベーション。
キッチン隣には、ガラスの造作建具と造作窓で囲った籠り部屋をしつらえました。程よい開放感がありながらも居心地のよい場所です。ダイニングコーナーのガラスブロックの窓も光を取り込みながらデザイン性もランクアップ!
階段の壁に
玄関ホールにある白い螺旋階段に沿ってガラスブロックの壁が続きます。狭小地では採光に工夫が必要となりますが、その工夫の一つとしてガラスブロックを用いています。
玄関を明るく
玄関扉横の壁一面がガラスブロックになっています。目地もガラスブロック周りの壁も白く、周辺一帯が外からの光でほわっと白く輝き、明るく爽やかな玄関を作り出しています。
キッチンにガラスブロック
メゾネットならではの空間をうまく活用した住まい。
ワイドなオープンキッチンはダイニングテーブルとひと続き。「どこかにガラスブロックを使いたい」という夫の要望が実現。からし色の壁は妻のセレクトです。
サニタリールームに
ガラスブロックの浴室の壁に接したリビングルームです。
浴室の照明をつければ、ほんわり明るく壁面そのものが照明のようです。
ハーフバスとガラスブロックタイルの組み合わせで壁面をしつらえました。照明は船舶用のデッキライトを採用。
乳白色のガラスブロックなら視線も全く気にならないのでトイレなどプライバシーの確保が必須な空間に最適です。目地で作られた格子のデザインもおしゃれですね。