2024/04/29更新2like46012view

著者:岩間光佐子

自宅がまるで旅気分!?わが家に露天風呂のような浴室をつくりたい

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この記事を書いた人

ハウスメーカーでのインテリア設計を経て、住宅情報誌編集部に。編集長として、リフォーム誌などの創刊に携わった後、フリーエディター&ライターとして独立。住宅設備機器を中心として、家づくり情報を発信中。二級建築士、インテリアコーディネーター

ちょっと疲れた時、ゆっくりわが家に露天風呂のような開放感を感じることができる浴室があったら...と憧れる方も多いのではないでしょうか。本格的に屋外にバスタブを設置するのは難しくても、半露天や工夫次第で開放的で明るい浴室は実現できるもの。
ここでは、実際の住宅事例をみながらプランニングのアイデアと注意点をご紹介しましょう。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

露天風呂のような開放感のあるバスプラン

窓の設け方で露天風呂のような広がりを実現

二方向に開放して露天風呂感覚を味わう

トップライトで上からの光で縦の開放感を

デッキやテラスにつなげて屋外との一体感を

浴室と屋外を合わせた照明プランも重要

露天風呂のような開放感のあるバスプラン

露天風呂の魅力はなんといっても開放感。屋外の空気を感じ、日中であれば太陽の光を浴びることができるのは、気持ちのよいものでしょう。

わが家の浴室に露天風呂のような開放感を取り込むためには、屋外とのつながりを持たせる空間づくりが重要。風や光を上手に取り入れる工夫がポイントでしょう。もちろん、敷地のどこに配置するかも重要です。開放感を得ることができるか、周辺環境も考慮して検討するようにしましょう。

窓の設け方で露天風呂のような広がりを実現

光や風を取り入れ、開放感を得るためには窓計画が重要です。どこに、どんな窓を設けるのか十分に検討を。大きな窓の方が開放的ですが、周辺環境や外構プランによっては、せっかく大きな窓を設けても景観が期待できない場合も。大きな窓が難しければ、天井近くの高い位置に設ける方法も考えられます。空を眺めることができ、開放感を得ることができるでしょう。
また、最近では、窓サッシもさまざまな工夫が施されています。サッシ枠がすっきりしている商品もみられるようになりました。枠がみえず、ガラス面が大きいタイプを用いれば、より広がりが生まれます。
また、窓サッシの開閉方法も気を付けたいポイントです。大きな窓はフィックス窓(はめ殺し窓)となるケースも多いかもしれませんが、換気も含め開閉できる窓を組み合わせたいもの。爽やかな風を取り入れることができるでしょう。
そのほか、窓プランで注意したいのは、冬場の寒さ。特にガラス部分からは屋外の冷気が伝わりやすいものです。住まい全体として条件に適した断熱性能を持つ窓サッシを選ぶことは基本ですが、窓のプランに合わせてより高い断熱性を確保しておくことも検討したいものです。

二方向に開放して露天風呂感覚を味わう

開放感をより高めるプランとして、二方向に開口部を設けることも考えられます。住まい全体の間取りプランにもよりますが、コーナー部分に窓を設けることで、より広がりが生まれるでしょう。
浴槽をコーナー際に配したり、窓サッシをすべて開放できるようにすることで、屋外とつながり、露天風呂のような雰囲気も味わうことができるでしょう。浴槽に入った時の視線や眺めを考慮して、窓の大きさや配置のプランニングすることが大切です。

トップライトで上からの光で縦の開放感を

都市部であったり、密集地での家づくりでは、開放感を得ることができる大きな窓を設けるのは難しいかもしれません。その場合は、トップライト(天窓)をプランニングする方法も考えられるでしょう。
トップライトであれば、上からの光を十分に取り入れることが可能ですし、開閉できるタイプであれば、風を取り込むことも。夜であれば、月の光や星も楽しむことができるでしょう。プライバシーを確保しやすいのも魅力です。
注意したいのは、冬場の寒さはもとより、夏場の暑さ。昼間に入浴するのであれば、換気や遮光などにも配慮しておきたいものです。

デッキやテラスにつなげて屋外との一体感を

露天風呂のような開放感を得るためには、浴室の外のプランも重要です。浴室から直接行き来できるデッキやテラスなどを設けることで、屋外との一体感も生まれるでしょう。
外構プランにも関わってきますが、例えば、庭のウッドデッキを浴室前まで設置することで、屋外とのつながりもでき、開放的なプランとなるでしょう。庭遊びやガーデニング仕事の後に、バスルームに直行することも可能です。
2階にバスルームを設けるのであれば、バスコニーやベランダにつなげることで、広がりが生まれます。直接行き来できる窓やドアを設けることで開放感はもとより、風や光を取り入れることも可能。周辺環境が厳しい場合も、手すりのデザインの工夫などによってはプライバシーを確保しつつ明るい浴室が実現できるでしょう。

浴室と屋外を合わせた照明プランも重要

大きな窓を設けて開放感を得られたとしても、夜間に外が暗くては堪能できない場合も。浴室内はもとより、屋外の照明計画も十分に検討するようにしましょう。坪庭のようなプランであれば、樹木や塀などを照らしたり、デッキやテラスでは、低い位置に照明を設けるといったプランもよいでしょう。

浴槽に入っている時の視線を考慮して、光の種類や位置を考えるようにすることがポイントです。
旅館や温浴施設のお風呂も気持ちのよいものですが、わが家のお風呂での時間はゆったりとくつろげるものです。自宅でも屋外とのつながりを意識したプランとすることで、より開放的な時間を過ごすことができるでしょう。

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ハウスメーカーでのインテリア設計を経て、住宅情報誌編集部に。編集長として、リフォーム誌などの創刊に携わった後、フリーエディター&ライターとして独立。住宅設備機器を中心として、家づくり情報を発信中。二級建築士、インテリアコーディネーター

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