椅子に座る生活が主流になったいま、リノベーションで和室をなくした住まいも多くなってきました。
温泉や旅行などで畳の香りや寝転んだ感覚。どことなく懐かしい、おばあちゃんの家に来た感覚。そんな懐かしさのある和室の良さを再確認して、今でも取り入れやすい、実用的かつ現代の生活に馴染んだ和室を紹介します。
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スタイリッシュなLDKに馴染む現代的な和室。
隔離的な和室というよりは、ソファの延長のような、開放的なくつろげる空間になっている。
一段高く作られているので、リビングキッチン側からも目線が同じになり、和室への抵抗感もなくなり、自然と和室とリビングの境目がなく使えるリビング和室となる。
‘椅子に座る生活’と、‘畳に座る生活’での目線の高さの違いが大きくありますが、そんな生活スタイルの異なった家族が集えるダイニングテーブルにつながった和室。家族団らんの工夫ですね☆
ゲストルームとしている和室は、広い庭に面していて日当たり抜群。大きな一枚窓はすべて開けられ、サンルームにもなる。
ゲストルームにしておくには、もったいない気持ちの良い和室。
庭に面した最高のポジションもあれば、高台からの景色を見渡せるロフトをあえて畳スペースに。和カフェのようなスペースになっていて、こんなところで読書やお茶をしてみたくなる。
屋根の傾斜をうまく利用した、おこもり感のある屋根裏和室。
大きな天窓のある和室では、星を眺めながら ひとり静かな時間を過ごしてみたくなる。
現代的な部屋にマッチする手段として、畳自体の色味を変えることもひとつの案です。
グレイッシュな琉球型の畳は、北欧スタイルのLDKとも馴染みます。平面レイアウトはあまり変わっていないように見えますが、居室部分は全て完全な間仕切りをされていない状態に変更されており、常に家族の気配が感じられるようなプラン。
ハンモック・ロフト付きWIC収納のリビングにつながる和室。
ロフト付きWIC収納は、物作りが好きな奥様が描かれたラフ図面を元に、職人が作り上げた傑作です。上へあがる方法として、WIC収納の前面にはボルダリング板を側面にはロープを設置しました。ゴロゴロとくつろぐこともできますが、躍動感あふれる和室です。