家の中の窓は、しっかり仕切る建具と違って部屋と部屋とをゆるくつなげます。透明ガラスを使えば隣の部屋まで視線が抜けて広々と感じられ、型ガラスを使えば、ぼんやりと隣の部屋の様子が分かります。
室内窓やガラスの種類を上手に生かしてアクセントをつけると部屋がもっとオシャレに見えますよ!
空気、声、光 全てを届けてくれる室内窓
リビングと奥の部屋を室内窓でつないだお家。リビングの白壁にブラウンの木枠。室内窓に映る奥の部屋の濃いグリーンの壁がアクセントを与えています。
窓の取りにくい、マンションのリノベーション。目線の高さに室内窓を置くことで、視線が抜け開放感が出ます。外とつながる窓が無くても室内窓が部屋の中に太陽の明るさを届けます。
大きなガラス室内窓の効果で、光が届きにくい家の内側にある書斎にも、やわらかな光が届きます。
型ガラスを使う事で視線を遮ると同時に、光を拡散しより明るさを感じられますね。
まるで2つ並んだ額縁のように、奥の寝室の風景を切り取っています。大きすぎない窓で寝室のプライバシーは守りつつ、風通しよくなっています。
リビングの壁に4つ並んだかわいい窓です。
一面真っ白い壁だと味気ないですが、この窓と窓枠が程良いアクセントになっています。
洗面室を室内窓でリビングとつなぎました。白い壁に水色の窓枠が映えます。窓越しに見えるリビングの壁も水色で統一感が出ていますね。窓をつけにくく湿気のこもりやすいマンションの水回りですが、室内窓をつけることでジメっぽさから解放されます。
最後は、大胆にもリビングダイニングとお風呂を室内窓でつなぎました。まるで外国のリゾートホテルのよう。クリアガラスにすることで、視線が抜け一体感が増します。お風呂を使っていない時は、まるで個室があるようで広く感じますよね。狭いマンションを少しでも広く感じるための好例です。