2016/06/27更新1like4460view

著者:夏楓

こころ落ち着く「光」が差し込む家

心地よい光のある家って憧れますよね。部屋の用途に応じて、太陽の光を上手に取り入れられたら家での生活がとても快適になります。今回は、光を上手に、そして美しく取り入れるように設計された住まいをご紹介します。

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心地よい光を求めて

こちらは農村風景が広がる自然たっぷりの場所に建つヴィラ。その一室、雑魚寝部屋にあるこのトップライトは、滞在する人に心穏やかな時間を作り出してくれます。
住宅街の端に位置する扇形形状、西には竹林、南面、東面ともに道路に面した敷地。
道路側のファサードには、大きく奥行きのあるルーバーをしつらえました。道路を通過する人や車からは目線をある程度さえぎりつつも家の中に光を導き、ルーバーを道路に沿って段階的にずらすことで、時間の経過にあわせて、室内の表情の変化が楽しめます。
天窓から降り注ぐまぶしいほどの光。壁が白いのも明るさを助長しています。こちらは寝室ですが、これだけ明るければ、朝日を浴びて自然と気持ちよく起き上がれることでしょう。ただ寝るだけの部屋ではなく、昼間もリビングで過ごすように本を読んだり、ストレッチしたり、趣味に使える部屋としてもこの光を有効利用できそうです。
勾配のついたルーバーにプリズムを仕込んで虹を映し出すことを施主が考案。
木のルーバーは、角度を冬至における太陽の南中高度で、間隔を夏至の南中高度時に一番遮るように決定。そこにプリズムを載せているので、ルーバーで遮られるはずの光は分光し、いろんな角度で室内に入り込んでいます。
大きなガラス引き戸の前のカーテンが、適度に日射を遮って時間とともに幾何学模様の影が変化していくのを楽しむことができる玄関土間。
夜は外灯とポーチ灯の明かりがグリッド状のカーテンを通して内部にやや宗教的な模様を作り出します。
住み継ぐことで街並も成熟してゆくようにと想いを込めた専門家自邸。
光を目いっぱい取り入れるようにプラン。トップライトやハイサイドライト、スノコ床を使って限られた光を最大限に取り入れるように工夫。
金箔貼りの違い棚のある和室。
地窓からふんわりと差し込む光が優しく和空間を包んでいます。チラリと覗く植栽で、心落ち着く空間に。
いかがでしたか?光の取り込み方は、アイデア次第でお好みの明るさ・暗さが表現できることがお分かり頂けたかと思います。これらを参考に、ぜひ心地よい光が作り出す空間を作ってみてください。
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