2017/04/30更新0like5095view

著者:tonomiya

梁の役割とインテリアとしての見せ方

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ふと天井を見上げた時、梁がある天井と無い天井では、趣がずいぶんと変わってきますよね。梁が見えていることで何が変わってくるのでしょうか。梁の役割を考え、素敵な事例を集めてみました。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

構造だけではないニーズが生まれた梁

シャビ―感を梁で出す

天然の床材と梁で調和のとれた空間づくり

ナチュラルな雰囲気を作り出す

色の対比でモダンな印象に

色は抑えて形でアクセント

古民家ならではの趣ある梁

構造だけではないニーズが生まれた梁

梁は元々、家の構造上大切な骨組みの一つです。天井裏に隠れて通常は見えませんが、それを敢えて見せることで空間にさまざまな表情が生まれ、味わい深い空間をつくることができます。加えて、梁を見せることで天井高が増し、空間に広がりがでるという魅力もあります。

また、構造上の梁ではなく、あえて空間にアクセントを加えるために梁をあしらうこともあるぐらい、梁は空間づくりに重要な存在でもあるのです。

シャビ―感を梁で出す

流木を使用した梁と壁との強いコントラストが空間づくりの鍵になっています。

限られた空間に家具などで雰囲気づくりしてしまうと、どんどん部屋が狭くなってしまいますが、梁を使って部屋自体の雰囲気をつくることで、趣がありつつもすっきりとした部屋づくりが可能になります。

天然の床材と梁で調和のとれた空間づくり

リノベーションの際に天井を抜き、屋根裏の梁を見せて開放的な空間をつくりました。天然木を使用したフローリングと梁の質感が調和して、自然を感じられる温もりのある雰囲気に。梁を現すことで開放感を得られるだけではなく、味わい深い素敵な空間に生まれ変わりました。

ナチュラルな雰囲気を作り出す

構造材に立派な加賀杉の丸太梁を使っています。梁を現すことで、開放感のある空間を実現。杉本来の色味がやさしいため、壁や天井とのコントラストがやわらかくなり、梁の太さがしっかりありながらも圧迫感なく、空間に馴染んでいます。梁の素材感や色味のバランスも大切です。

色の対比でモダンな印象に

モダンな印象にしたいなら梁を黒くし、白壁との強いコントラストを出すのがおすすめです。空間が引き締まり、一気にモダンな雰囲気になります。

色は抑えて形でアクセント

マンションの構造上の梁は、圧迫感がありマイナスな印象に捉えがちですが、天井の色を工夫することで、おしゃれな空間を作り出し、圧迫感を抑えることに成功しています。色彩の重要性を改めて認識しますね。

古民家ならではの趣ある梁

古民家をリノベーションするなら、昔ながらの小屋組みを生かして、ぜひ梁現しを!現代の住宅では見られない美しく趣深い梁に、長年支えてきた家の歴史を語ってもらいましょう。磨き上げられた梁はアートの域ですね。
構造だけでないインテリアとしての梁。存在感が大きいだけに、空間づくりの要となりそうです。

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